2021-01-01から1年間の記事一覧

挑戦するHKT48を見続ける日曜深夜

今1週間の中で最も楽しみにしているテレビ番組がHKT48の「HKT青春体育部!」だ。日曜の深夜、東京では日向坂が放送されているが、福岡では代わりに青春体育部が流れている。 HKTメンバーが様々なスポーツやアクティビティに挑戦するこの番組。そもそもあまり…

人の繋がりを思い出させる鍵となった『不本意アンロック』

no.meets.ltd twitter.com 人はひとりでは生きていけないとはよく言われることだけれど、つい忘れがちなことの筆頭でもある。出前館で美味しいご飯が食べられるのは、運ぶ人だけでなく、どこかでそれを調理した人がいるからだ。コロナ禍で人と人の距離が離れ…

#劇はじ 劇団ごりらぐみ『不本意アンロック』感想その2

気が向いた時に『不本意アンロック』の感想を書き溜めていて、ある程度まとまったので記事にしました。今回はネタバレなしです。 no.meets.ltd twitter.com kiyc.hateblo.jp 前回の『不本意アンロック』感想ブログで伏線回収礼讃に最近は疑問を抱いていると…

RAYと出会って1年

RAYと出会って1年が経った。出雲にっきさんの19歳生誕祭そしてavandoned解散ライブで初めてRAYを見てから1年が経った(出雲にっきさん20歳おめでとうございます)。 avandonedと入れ替わるように私の前にRAYが現れた。陽が落ちれば月が輝くように、それはあま…

#劇はじ 劇団ごりらぐみ『不本意アンロック』初日感想

ひとりで生きていると思ってた ひとりで生きていく、と思ってた-- トラブルに巻き込まれ、仕事を辞めた主人公、佳(けい)。 人と関わることに疲れ、 在宅のバイトをしながら動画サイトを ぼんやり眺める日々を送っていた。 そんなある日、突如現れた謎の人…

『不可逆の青』で分かれ撚り合う豊永阿紀さん

豊永阿紀さんの短編脚本『不可逆の青』を読みました。#劇はじ の脚本担当が決まってから課題として書いたらしい。大学を目指す高校3年生の青春の一瞬を描いた短編だ。 これは、すべてのはじまり。そして、すべての__。脚本志望に与えられた、告白と別れを…

『花束みたいな恋をした』とカルチャーに浮かれる己の未熟さについて

ネタバレしています。 『花束みたいな恋をした』を観ました。なるべく他の人の感想を知る前に観たかったので、公開3日目に観ました。何故そこまで前のめり気味で観に行ったかというと、劇中で私の大好きな舞台『わたしの星』が出てくることを事前に知ってい…

豊永阿紀さんの部屋と繋がる私の部屋

それは同じ部屋で生活しているような、お互いを認め合っている空気が私の部屋にも染み込んできた。 HKT48の皆さんは忙しい。それは #劇はじ が差し迫っているからだ。他にも私達にはまだ知らない仕事をしているようでもある。#劇はじ の脚本を担当する豊永阿…

アイドルの演劇製作リアリティーショーとして見る #劇はじ

HKT48が #劇はじ というオンライン演劇のプロジェクトを現在進めている。HKT48メンバーが演者だけでなく裏方スタッフ含めて全て担当するのが今回の特徴的な取り組みだ。もう運営は要らない。私達だけでやる。そんな気概がある。2月20日の初日を目指して絶賛…

「推し」という言葉について、私は推していない

そろそろ自分の気持ちを整理、言語化しておかないと流れに呑み込まれるなと感じたのでここに書き留めておきます(最初に思っていたより長文になって引いている)。 「推し」という単語がポピュラーになってきた。どこもかしこも「推し」だ。しかし私は「推し」…

『ポーの一族』、より人間的なアランと、より人でない存在になったエドガーについて

『ポーの一族』をライブ配信で観ました。素晴らしかった。千葉雄大さんのアランは明日海りおさんのエドガーと対等に渡り合っていた(と書くこと自体がいいのかどうか私は迷った)。そしてやはりというか当然というか、エドガーが異次元の別格過ぎてやばかった。…