最高の豊永阿紀さん生誕祭

 11月18日に博多なないろ公演ピンク&ブルー、豊永阿紀さん生誕祭を見ました。念願の推しの生誕祭です。なんとか当日券を買えたので劇場で見させていただきました。本当に、最高の生誕祭でした(最高しか言えないおじさん)。

 

 これまでも何回か48グループの生誕祭は劇場で見たことがありましたが、所謂推しの生誕祭はこれが初めて。STU48甲斐心愛さんの生誕祭は毎年外れていたので、初めての推しの生誕祭は緊張しました。最後列でも見れるだけで感謝。もちろん正装のとよぬいバースデーTシャツで馳せ参じました。

 

 今回の豊永さん生誕祭がチームブルーメンバーの初めての生誕祭でした。通常運転でもやばい勢いで盛り上がるブルーが、果たしてブルーメンバーの生誕祭だとどこまでリミッターが外れるのか、期待しかありませんでした(無観客でやった松岡はなちゃん生誕祭の『ハイテンション』が私は大好きです)。

 

 ライブはいつも以上に溌剌とした豊永さんでした。新しくセットリストに加わった『私たちのReason』が見る度に好きになっていきます。弓を射る振付の時の豊永さんはビシッとした動きが凛々しくてかっこよかった。豊永さんを見ようとすると視界には山下エミリーさんも入ってきて、この出会いは奇跡と歌う彼女の姿に、オタクは奇跡とか運命が大好きなので最高な気持ちになります。前回の公演ではやらなかったエミリーさんのABC自己紹介が復活して、この自己紹介が大好きなのでうれしかった。

 

 ライブはもちろん楽しいです。しかしブルーを見ていると、どうしてもMCについての感想に偏ってしまいます。何故ならブルーのトーク戦闘力はHKT最強だから。

 

 いつものように村重杏奈さんが面白いのは言わずもがな、この日の生誕祭では川平聖さんが大爆発していました。積極的に話す聖さんにみんな驚きつつも、その一生懸命さが微笑ましいを超えて笑いを誘うところに聖さんの良さがあると思います。

 

 特に『ハイテンション』前のMCは過去最高の盛り上がりといっても過言ではなく、私の周囲含めて笑い死にそうでした。話しても話しても話し足りない聖さんに対して、村重さんが「今日すんげー喋るじゃん」とツッコんだはいいけれど、当の聖さんは自分のことだと気付かずに後ろを見やって、村重さんに「お・ま・え〜」と追い打ちをかけられる場面は芸術かと思うほど素晴らしかった(DMMではその肝心の聖さんが映ってなかったのが残念)。この日は聖さんの勢いもあり、村重さんと聖さんのバチバチが良い方向に火花が散っていて、ブルーのネクストレベルを感じました。

 

 豊永さんの生誕祭なので彼女の話題が多く、これまで選抜で2列目より後ろになったことがないのは初めて知りましたがすごいことですね。改めて自分は人気メンバーを好きになったんだなと実感しました。豊永さんが何度も繰り返し言っていたように、初期からのファンの根強い応援があるからこその現在のポジションなので、自分みたいな新規は古参の慣らした道を楽に歩かせてもらってるわけでもあり、昔からのファンには感謝しかありません。

 

 生誕祭だからということもあって、豊永さんの今日は私が主役です! と胸を張ってステージに立っている姿が本当に可愛くてかっこよかったです。祝い甲斐があります。周りからの愛を躊躇なく受けとる豊永さんだから、さらに愛に恵まれるのでしょう。

 

 豊永さんの生誕スピーチは長いらしい、と最近知ったのですが、実際に今回聞いてみたら全然長さを感じませんでした。好きですからね。何時間だって聞いていられます。私が思う豊永さんのこの1年の大きな出来事というと、劇はじとミュージカルが挙げられますが、豊永さんもこれらに言及していて、スピーチで取り上げるほど彼女が全力で向き合った作品を、こちらも全力で受け止めることが出来たのは幸いだったなと思います。HKT48を追いかけていると、なんで地元のアイドルを東京まで見に行かなければならないのかと思うこともあるけれど、豊永さんのミュージカルに関しては本当に東京まで遠征してよかったです。

 

 豊永さんは会えない期間があっても、ファンの人達とは、私とファンひとりひとりではなく私達という関係になれたと言っていました。自分はまだそこまでいけてない感覚ですが、いつかはそう思える時が来るのかなと、それまで見続けたいです。会えなくても豊永さんはブログだったり写真だったり配信だったり、いろいろな形で発信し続けてくれています。常に何かしら届くもの、ワクワクするものがあるから、握手会のような個人的なコミュニケーションがなくても私は好きを続けていられるのでしょう。そしてその中身はもちろんのこと、自分の声を届けることへの情熱に私は引き寄せられているのかなと思います。

 

 ここ最近はメンバーの卒業発表が続き、まさかとは思うけどまさかないですよね、といった不安が正直なところありました。豊永さんなら大丈夫と思っていても、気持ちがネガティブな方向に傾くと、絶対大丈夫なことなんてこの世にはないと確信も揺らぎます。当日も、自分は最後列で見ていて、近くには家族らしい人達が座っていて、これはもしやフラグではと緊張しました。

 

 そんな私のしょうもない心配は杞憂に終わり、豊永さんはこれからもHKT48で活動を続けると力強く宣言してくれました。あまりにも力強いので、自分以外にもそういう不安を抱いている人の存在を豊永さんはわかっていて、そんな彼らを安心させたかったのかもしれません。HKT48に限らずですが、新しい目標に挑戦するためにアイドルを辞める選択をする人も多い中で、豊永さんはアイドルでありつつ自らの活動の領域を広げようとする道を選んでくれたことがとてもうれしかった。22歳の豊永さんも期待しかないです。

 

 最高の生誕祭でした。推しの生誕祭がこんなに楽しいなんて、これ以上幸せなことがあるでしょうか。推しの生誕祭だから無条件に私は幸福なのか、誰がどう見ても豊永さんの生誕祭が良かったのか、私にはわかりません。言えるのはあの時間の劇場は溢れるほどの幸せに包まれていました。みんなずっと笑っていたし、この先も笑顔が絶えない未来であってほしい。いつかのストーリーの上島楓さんだけでなく、豊永さんに関わるすべての人も、笑い合ってる未来が似合う私達だと思います。素晴らしい生誕祭をありがとうございました。あらためて22歳おめでとうございます。大好き。

 

 

 

 

ameblo.jp

 

 

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 黒みつきな子 (@yuribossa)

www.instagram.com