ブルー&オレンジ再び、そしてあかりさんの光り溢れる生誕祭

 11月16日、博多なないろ公演ブルー&オレンジ渡部愛加里さん生誕祭を見ました。上野遥さんに続いて、2回目のブルーとオレンジによる生誕祭です。

 

 

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 以前のブログで書いたように、私はブルーとオレンジを対照的なチームとして見ていました。個で魅せるブルーと、チームワークで圧倒するオレンジ。

 

 再び同じ組み合わせで見れたので、今回はブルーも全体を見るように心掛けました。そのように見たらブルーもダンスが揃っているんですよね。驚きました。アイドルだから当たり前といえば当たり前なのですが、今までダンスが揃っているという観点でブルーを見たことがなかったので、とても新鮮でした。

 

 しかしブルーが終わってオレンジが始まったら、さらに驚いたことにオレンジは異常なまでにダンスが統一されていました。オレンジさんごめんなさい。やはりオレンジはすごかった。とはいっても、これもオレンジのパフォーマンス重視のチームという先入観があるからそう見えているだけかもしれません。

 

 ブルーはやたらと歌詞を変える『ハイテンション』でもわかる通り、自由に好きなようにパフォーマンスするのがブルーの良さです。それぞれの個性のぶつかり合いがブルーをブルーたらしめています。対してオレンジは、上野遥さんのリーダーシップによって皆がひとつのパフォーマンスイメージを共有しているような雰囲気があります。その統率されたステージはグループアイドルのパフォーマンスの理想形です。

 

 どちらも素晴らしい。オレンジの綺麗に揃ったダンスも好きだし、ブルーみたいに己の武器を信じてステージでバトルロワイアルを繰り広げるのも見ていて楽しい。いろいろな楽しみ方が出来るのが博多なないろ公演の良いところだと思います。ブルーとオレンジの組み合わせを見るとそれがよくわかります。

 

 他のチームからブルーは破天荒過ぎとよく言われますが、実は(?)チームワークも抜群で、攻める人もいれば守る人もいます。攻めっぱなしで守備に貢献しない田島芽瑠さんと村重杏奈さんのバランスを取るために、ブルーでは山下エミリーさんと栗原紗英さんが攻守に奮闘しています。去年ブルーを見始めて驚いたことのひとつに、栗原紗英さんの的確なコメントが挙げられます。それまでおっとりしているイメージしかなかった紗英さんが、MCでは絶妙なタイミングでツッコミを入れたり、言葉は少ないながら確実にその場の雰囲気を良い方向に持っていくことに気付いて、ちょっと感動した記憶があります。エミリーさんはブルーのリーダーとして公演を滞りなく進めるために、収拾のつかなくなった場面をまとめようと頑張るのですが、たまに気が抜ける瞬間もあって、その落差が可愛いです(急にサッカーで例えてすみませんが、自分的イメージは紗英さんがボランチでエミリーさんがCBです)。しげさんは攻め続けても常に冷静な視点を忘れないので、これが売れるための技術かといつも感心します。このようにブルーはバラバラなようでいてしっかりチームとして機能しています。ブルーを見ていると、ここは攻めのタイミングと勘付いた豊永阿紀さんや川平聖さんが前に出れば周りはしっかりフォローに入るし、皆がそれぞれのくせの強さを理解しているからこそのチームワークの存在を感じます。このような連携を見るのもブルーの楽しさです(ここまでずっとMCの話でそれはそれでいいのか?)。

 

 ブルーが好きだからブルーの話に偏ってしまいますが、この日の主役は渡部愛加里さんです。豊永阿紀さんを好きになると自然とあかりさんにも詳しくなってきて、いつしか気になる存在となっていました。ドラフト3期ということは、STU48の沖侑果さんや中村舞さんと同期。もしかしたらAKB48の握手会でやってた、大勢のドラ3と一気に握手した圧巻の無料握手会で自分もあかりさんと握手していたかもしれません(誰が誰だかわからず自分も握手してた)。STUのドラ3は加入初期から見ていますが、なんだかドラ3は実際の活動期間と体感の活動期間にズレがあって、若手なのかベテランなのか自分でも掴みあぐねています。

 

 渡部愛加里さんはRESET公演でよく見るようになり、アイドルという職業に愛されているあかりさんは、誰もが言うようにいつもキラキラしています。本当に眩しい。だからこそ生誕祭のスピーチで、弱気な時もあったと告白したのは、もちろんあかりさんも人間だからネガティブな時もあるだろうことはわかりますが、それでも驚きました。側からは順風満帆に見えるあかりさんでも悩むことがあるのですから、やはりファンから見えるのはアイドルのほんの一側面でしかないのでしょう(熱心なファンはわかっているのかもしれませんが)。

 

 生誕祭の司会は、あかりさんに慕われている豊永阿紀さんでした。そわそわと緊張している様子の豊永さんは初めて見たので新鮮で、豊永さんでも緊張が表に出ることがあるんですね。生誕祭はその人をいちばんに推している人が見るべきだと私は思うので、これまではなるべく推し以外の生誕祭は避けてきました。しかし今のHKTは生誕祭ばかりで、生誕祭を避けたら避けたで卒業発表なので、自分の生誕ポリシーを守っていたら心穏やかに公演を見る機会がなくなってしまうと思い、生誕祭にも入るようになりました。しかしこうやっていろんな人の生誕祭に入ってみるとそれぞれ雰囲気が違って、やはりファンは推しに似るということがわかります(自分はわからない)。そして親しい人を祝う豊永さんを見るのも幸せなことに気付きました。生誕祭は誰を見ても幸せになれます。すべてが良い。

 

 あかりさんらしい暖かい光に溢れた生誕祭でした。17歳もたくさんの愛に恵まれる1年となることを願っています。素敵な生誕祭をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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