あけましておめでとうございます & 豊永アワード2021

 新年あけましておめでとうございます。と書きつつ、もう1月8日ですが。年末年始のお休みは特に何かすることもなく、だらだらと過ごしていたらあっという間に終わってしまいました。休みの日は時間が経つのが速いこと速いこと。一応初詣はしておこうと、天神に出たついでに警固神社で初詣しました。試しに引いたおみくじは吉でした。また、ODAさんが作ったTⅡおみくじはODAさんの「何してもだいたい大吉」でした。ポジティブ思考は大事。今年も平穏無事に笑って生きられたらなと思います。

 

 

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 年が明けてから毎年恒例の豊永アワードがありました。HKT48豊永阿紀さんがその年にあったことをファンに挙げてもらって1年を振り返る企画です(今回は年越ししてしまったので去年のですね)。ツイッターハッシュタグ#豊永アワード2021で募集して、元旦のshowroomで豊永アワード2021の発表がされました。

 

 2021年は豊永さんにとって大活躍の1年だったのではと思います。本当にたくさんのトピックがありました。ファンのツイートをひとつずつ読みながら、豊永さんは詳しく振り返っていきます。いろいろな出来事があってとにかく話題が尽きません。

 

 豊永さんの思い出話を聞いていると、私達が受け取るものは彼女達の生きる時間のほんの一瞬でしかないと気付かされます。アイドルがファンの前で見せてくれるものは努力の結晶であって、その裏には人知れぬ頑張りがあります。考えたり葛藤したり立ち止まったり、喜びや悲しみや様々な感情が生まれては消えて、その先に見せてくれるのがステージの上の光です。その輝きには時の重みがある。

 

 あらためて書かなくてもだいたいのファンはわかっています。わかってはいるけど、気を抜くと私なんかはつい忘れて表層だけを見てしまう。目の前で見れるものだけで安易に判断してしまう。豊永アワードは、そんな軽薄になってしまいがちな自分に今一度自省を促してくれた配信でした。

 

 出来ることなら全てを受け取りたい。しかしそれが難しいことも事実です。それでも努力はすべきで、もっと真摯に向き合わなければいけない。ただでさえ自分は斜に構えがちなので、注意深くないといけません。大切なものを見落とさないように、曇りない目で見つめること。

 

 そう思うと同時に、そこまで想像しなければならないことなのかという思いもあります。目の前のステージが楽しければそれでよい。努力を努力と感じさせないのがプロフェッショナルではないか、という見方もあります。想像力を深め過ぎるのは単純に重い気もするし、その辺りのバランス感覚が難しい。軽やかに、しかし視線は見えるもののさらに奥深くを見つめたい。

 

 このように2022年も迷いながら日々が過ぎていくのでしょう。願わくば、揺らいで表出したオタクの感情が、こちらだけでなくステージの向こう側にとっても暖かい光となればいい。それはちょっとおこがましいですね。しかしアイドルの皆さんと幸せな関係を築きたいのは本当です。本年もどうぞよろしくお願いします。