東京 ユニクロ 賑やかな場所

 秋吉優花さんのラジオ番組でゲストが豊永阿紀さんの回を聴きました。radikoのタイムフリーで期限ぎりぎり滑り込み。

 

 豊永阿紀さんが東京のユニクロのレジの前で聞いた堂島孝平さんの『25才』について話していました。たまたま聞いたその曲に元気をもらったという話で、シチュエーションを詳しく覚えているほど、その体験は豊永さんにとって大事だったことが窺われます。その話を聞いていたら、これこそまさに『天使たちのシーン』の「賑やかな場所でかかり続ける音楽」ではないかとハッとしてしまいました。

 

 『天使たちのシーン』とは、小沢健二さんの曲で、私の大好きな曲のひとつです。1曲で14分近くあり、壮大でありつつ聴く人のパーソナルな部分に優しく届いてくる曲です。何度も助けられてきたこの曲の、もっともグッとくる歌詞が、「賑やかな場所でかかり続ける音楽に 僕はずっと耳を傾けている」です。豊永さんの話を聞きながら、自分の好きな歌と豊永さんの人生が共鳴したかのような錯覚になって、静かな幸せがありました。

 

 街に溢れる音楽に救われる話を見聞きすると、私はよく『天使たちのシーン』を思い出します。誰にでもこのような偶然の音楽の出会いはあると思います。その上で豊永さんはそこをしっかり言葉にして、こちらに届けてくれるので、私にとっても大切なものとして受け取ることができます。豊永さんが話すと、私にまでその歌の力が届いてくるような感覚があります。もちろんそれは私が豊永さんを好きだからというのも関係しています。自分のことではない他人の偶然の体験であっても、なんだか自分まで頑張ろうと思えてくるのだから、豊永さんがすごいというか、そう思わせてくれるようなアイドルという存在はすごいですね。

 

 最後に、自分にとって偶然出会って今も記憶に残っている音楽は、街ではないけど、深夜のFMラジオから流れてきたピチカートファイブの『メッセージソング』です。ラジオで出会った曲はたくさんあれど、これは特別。10代の頃、布団に入って半分寝たまま耳にしたこの曲を、今も冬になると思い出して、たまに聴くことがあります。

 

 

 

 

 

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2023年まとめ

 2023年も無事に年を越せることにホッとしています。あまり卑屈になってはいけないとわかってはいても、生きてるだけで精一杯みたいなところがあります。もう少し自信を持ちながら生きたいけど、まじでぎりぎりなんですよ。

 

 2023年はとにかく走った1年でした。HKT48市村愛里さんのフルマラソン挑戦に触発されて、私もフルマラソンに初挑戦。2月の熊本城マラソンと11月の福岡ラソンを走りました。どちらも完走できてうれしかった。マラソンでは応援にとても励まされて、応援の大切さを実感し、自分や周りの人の挑戦に対する向き合い方も変わりました。来年も引き続き走り続ける予定です。まだ自分は限界ではないと思っているので、できる限り走り続けたいですね。

 

 ひとりで生きていると思ってもたくさんの人に助けられています。今年も多くの方々にお世話になりました。福岡生活も3年が経って安定してきたので、来年はもう少し変化を求めていきたいなと思っています。

 

 本年もありがとうございました。皆さまよいお年をお迎えください。

 

 

 

 

熊本城マラソン2023

 

 

 

PayPayドームリレーマラソン2023



 

福岡マラソン2023

 

 

 

 

 

 

 

Homecomings『New Neighbors』をずっと聴いてました

 

 

 

 

 

 今年観た舞台では、『宝飾時計』と『兎、波を走る』が圧倒的でした。

 

 今年は数年ぶりに豊島に行けたのもよかった。いちばん好きな美術館は豊島美術館です。

 

 

豊島から望む瀬戸内海

 

 

 

 目撃者公演最高。豊永阿紀さん大好きです。

 

 

 

 

 

 

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ありがとう。

シロちゃんず娘。'23

 先日、代々木第一体育館ハロプロの25周年コンサートが行われました。私は実際に見に行ったわけではないのですが、自分の周囲はハロプロファンが多いので、その周りの盛り上がりに影響されて、やっぱりハロプロ最高ですねという気持ちに自分もなってしまいました。生で『Magic of Love』を見たかったし、私も代々木で「スッ!」を叫びたかった。

 

 そんなハロプロ熱が再燃したタイミングで、ちょうどシロちゃんず娘。'23のライブがありました。シロちゃんず娘。'23とは、福岡を中心に活動しているハロプロのコピーダンスグループです。コピーダンスといってもユニドルではなく、ユニドルを既に卒業した人達によるグループらしいです。私は今年の6月に初めて見て、ちょっといいかもと思い始めていたら、来年1月に解散という、アイドルオタクあるあるの出会うのが遅すぎたという状況です。

 

 シロちゃんず娘。'23を初めて見た時、最初はぼんやりと全体を見ていたら、次第にある人に目が行くようになったのです。それが赤い衣装のメンバー。自分はダンスの専門家ではないのでダンスの良さとかは詳しくないですが、元気で溌剌としていて、激しいけど丁寧なパフォーマンスで、とにかく私が好きになるダンスをしていました。ダイナミックだけど悪目立ちしているわけでもなく、私がイメージするハロプロのパフォーマンスにとても近いなと思いました。

 

 そんなこんなで、私は第一印象を大事にするので、ライブが終わった後に物販に参加。初見のグループの物販に行くのは、ライブで感じた直感が物販で覆されないかドキドキしますね。赤い衣装のメンバーに初めましての挨拶をして、チェキを撮りました。その方はなみさん、しかしニックネームが丼ちゃんというらしく、未だにどちらで呼ぶのが正しいのかわかっていません。

 

 初めての会話なので、お決まりの流れとしてもちろんハロプロの話となりますよね。そうして判明したのが、彼女の推しが竹内朱莉さんと石田亜佑美さんということ。なるほどと大きく頷くしかない。この推しだからこそ、あのパフォーマンスということに合点がいきました。笑ってしまいそうになるほどわかりやすい。推しを知れば、そうですよねと納得するしかないほど明確に推しリスペクトなパフォーマンスでした。

 

 竹内朱莉さんといえば、私の大好きな豊永阿紀さんの推しでもあります。試しに豊永さんの話題を振ったら、もちろん知っているとのこと。結構詳しく知っていて、さすが豊永さんと、我が事のようにうれしくなってしまいました。私の好きな人達が同じ人を推していることが単純にうれしい。私と話すよりも、なみさんと豊永さんを会わせたほうが絶対盛り上がるのではと思ってしまいましたね。

 

 それが6月のこと。そこから次にシロちゃんず娘。'23を見れたのは9月になってからでした。9月のライブでは、なみさん以外にも目が行くようになって、センターに立った時のらあちゃんの表情が良いとか、衣装もハロプロらしくて似合っているとか、やっと他のメンバーにも興味が出てきました。とはいってもいちばんはやっぱりなみさんです。ダンスがかっこいい。特にこの日はアンジュルム『マナーモード』の時になみさんがかっこよかった。

 

 なみさんに限らず全員ですが、本当にアイドルが好きなんだなと伝わってきて、パフォーマンス以上にそこに感動しました。ユニドルを卒業しても、こうやって踊り続けていることに対して、すごいなと尊敬みたいな気持ちが生まれてきます。好きじゃなければ続けられないわけで、その熱量に惹かれました。とはいっても、あと少しでシロちゃんず娘。'23も終わってしまうので、燃え尽きる前の最後の炎に少しでも触れようという気持ちで見ています。こちらもオタク3日目の熱量で好きと言っているだけなので、まだまだ全然知らないことばかりで、少ない情報で勝手なイメージを作ってしまっているのではという不安もありますが、好きでやっている活動を見るのは気持ちいいです。

 

 出会いはシロちゃんず娘。'23ですが、彼女達はハロプロだけでなく他のアイドルも好きで、そんな彼女達が9月24日にHKT48の『博多レジェンド』公演をやるそうです。自分はHKTのド新規オタクなので、その公演自体全然知らないのですが、一応現役HKTオタクでもあるので、これは是非行かなくては思ったら、その日は既に別の予定を入れていました。残念。映像とか残るかな。ハロプロきっかけで好きになった人達が、どういうHKTを見せてくれるのか楽しみです。

 

 最近はユニドルなどのコピーダンスグループのライブをよく見ます。そこでいろいろなアイドルソングを聴きますが、ハロプロで育ったオタクなので、やっぱりハロプロは特別です。忘れようとしても忘れられない。25周年コンサートをきっかけにもう一度ハロプロ熱が盛り上がった直後にシロちゃんず娘。'23を見て、自分でも信じられないぐらい心に響いてしまいました。もっと早く出会えていればよかったと思いつつも、こればかりはタイミングなので仕方ありません。残り少ない時間を大切に見ていけたらなと思います。

 

 

 

 

 

8月の現状

 8月が終わってしまいます。早いような、そうでないような。8月は暑すぎて、どうしても出かける用事がない限り、部屋にこもっていました。買い物も必要最低限。暇だからふらっと喫茶店とか全然しなかった。というわりにはアイドルオタクとして現場にはたくさん行っていたような気もしますが。アイドルオタクはやめるつもりで福岡に移り住んだのに、今年の夏はHKTオタクとして充実していたように思います。

 

 最近は、これだけは譲れないこととか、突き詰めて考えると特にないなと思い始めていて、結構柔軟になってきたように思います。アイドルオタク的には、推しが求めているなら、出来る限りそれに対して頑張ろうという気持ちが強くなってきました。地元のアイドルを見るためになんで東京まで遠征するのかと、これまでHKTのために東京に遠征することはなかったのですが、今年の夏はサマステのために初めて遠征しました。六本木で見た全員サボテンは楽しかった。また、24時間テレビには全然興味がない人生でしたが、推しが募金のために立つならと、募金するために福岡各地を巡りました。初めて24時間募金したし、疲れたけど楽しかった。これまでコールするオタクではなかったけど、メンバーが喜んでくれるならと、たくさんコールするようにもなりました(届いてるかはわからないけど)。こだわりがなくなって、推しが喜んでくれるなら何でもするようになった。それはそれで気楽です。HKT楽しい。みんなありがとう。

 

 HKT以外では、10年以上ぶりにNODA・MAPも観ました。博多座で『兎、波を走る』。衝撃がすごかった。この衝撃の心の震えを忘れないように、これからも生きていかなくては。豊永阿紀さんも観たらしく、感想を語り合いたいです。

 

 なんとか8月は乗り越えられた。2023年の残りはまだどうなるかわからない。とりあえず福岡マラソン頑張ります!!

 

 

 

 

 

チームH大好き!!

 

5月23日

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 昨日の目撃者公演のブログで強さを連呼してしまって、やりすぎたかなと反省しています。強さがすべてではない。それでは例えばアイドルの儚さみたいなのを強調すればいいかというと、2023年にそれは周回遅れだと思うので難しいところ。

 

 アイドルから離れてみると、強くなければ生き残れない社会よりも、弱くても弱いなりに幸福でいられる社会であってほしい。そう願っているのに、好きなアイドルに関しては強さアピールをしてしまい、ちょっと自分でも矛盾しているなと思います。スポーツでもないですしね。難しい。

チームH目撃者公演 #ここが好きだよ目撃者

『I’m crying』のバラ

 

 2023年2月からHKT48は新しくチームHチームKⅣに再編成されました。同時に新公演も始まり、新チームHは『目撃者』公演を開始。これまでに目撃者公演を数回見させていただいて、公演の感想を書こう書こうとずっと思っていたのですが、このところブログへのモチベがあまりなくて、ちょっとした感想はツイートしても、まとまって書くことからは遠ざかっていました。しかしここ最近、劇場公演を見てほしいというチームHメンバーの熱意を強く感じて、それならば自分も公演を見た感想をちゃんと記しておこうかなと、この記事を書いた次第です。

 

 何故にメンバーが公演を見てほしいと、今まで以上に発信しているかというと、単純に劇場が満席にならないからだと思います。新公演が始まって3ヶ月、個人的にはまだまだ始まったばかりの印象ですが、土日はともかくとして平日は空席が多い。劇場が埋まらない理由はいろいろあるはずで、一概にこれが決定的な理由というものもないと思います。様々な要因が重なって現在の劇場の状況となっていて、いい公演をやっているつもりなのに、それが届いてないのがもどかしいのでしょう。

 

 ブログを書くとだいたい前置きが長くなってしまうのが悩みどころ。本題に入ります。

 

 目撃者公演は一言で言うと、魅せる公演だと思います。チームHの公演として目撃者公演を選んだのは、チームHメンバーの表現力を活かせて、さらに高めてグループに還元できる公演は何かと考えた時にこれだと、EX大衆のインタビューでキャプテンの豊永阿紀さんは語っています。そしてその通りの公演となっています。

 

 魅せる公演として、強さをとても感じます。まあ私が強さを重要視しているからかもしれませんが……。パフォーマンスはもちろんのこと、彼女達の強さを公演のあらゆる場面で感じます。それはアイドルとしてというより、人としての強さといってもいいような、ここまで来たからには前に進むしかないという覚悟がある。そんな強さが、パフォーマンスを通して熱波のように伝わってくる公演です。

 

 全体を通して強く印象に残るのがメンバーの立ち姿とまなざしです。仁王立ちで遠くを強く見つめる佇まいに視線は釘付けにされます。それは1曲目からそうで、公演タイトルにもなっている『目撃者』において、この公演が目指すところがどこなのかを指し示しています。『命の意味』もそうですが、立ち姿にまず圧倒されます。

 

 2曲目はメンバーも好きな曲としてよく挙げている『前人未踏』。この曲のみの青い衣装が好きです。ただ照明が暗くてよく見えないのが残念。目撃者公演では、自分はなんとなく上手の席が多いのですが、先日久しぶりに下手の席に座って『前人未踏』を見ていたら、目の前で豊永阿紀さんがひとりだけクルッと回転して、衣装の長い裾が綺麗にふわりと舞ったことにこちらの心も舞い上がりました。こういう動きをすれば、衣装もこのように動くよね、と半ば自然の法則を確認するような瞬間でしたが、衣装も魅せてくれるダンス大好きです。

 

 前半パートの最後は『憧れのポップスター』。少しはにかみながらの運上弘菜さんの歌い出しがとにかく素晴らしい。チームHになっぴさんがいてくれて本当にありがとうという気持ちになります。最後にステージ全部を使ってメンバーが一列でパフォーマンスするのも、華やかな雰囲気になって大好き。

 

 ユニット曲パートは後半3曲が特に好きです。私にとっての目撃者公演のひとつのクライマックスが、豊永阿紀さんによる『愛しさのアクセル』です。重量感のある大剣を手に、熱く歌い上げる豊永さんが最高の最高。豊永さんの歌と曲の世界観がぴったりと合い、そこには解釈一致した豊永さんがいます(解釈一致の使い方合ってますか?)。ステージを支配している豊永さんに圧倒されます。曲の最後に大剣を振り回し、片手をついて剣は背の上で構えるようなポーズで終わるのですが、そこで大剣と地面が平行になると、決まったなーとガッツポーズしたくなります。平行が大事。といっても、最後のポーズの正解はわかりませんが……。

 

 

 

 

 

 忙しい豊永さんに代わって、市村愛里さんがアクセルを任される時もあります。堂々としたパフォーマンスの豊永さんに対して、あいちーは如何にも頑張ってます!! という印象です(実際豊永さんも必死なのかもしれないけれど、豊永さんは虚勢の張り方がとても上手いのでわからないだけかも(でもそこが好き))。比べるものでないのは重々承知の上で、あいちーは激しい曲調のアクセルをとても丁寧に歌っています。対して豊永さんは、歌も上手くて丁寧に歌っているはずなのに、自由に思うがままに歌っているようにこちらの耳には届いてきます。目指すところは同じであっても、あいちーはまず丁寧さが前に出ていて、豊永さんは技術よりも情熱が伝わってきて、その違いが面白い。『愛しさのアクセル』は目撃者公演唯一のソロ曲であり、公演の中でも特別に繊細な演目なので、何回見ても新鮮さがあります(理想としては出来に振れ幅があってはいけないのだと思いますが……)。

 

 そしてアクセルからの『☆の向こう側』がこれまた素晴らしい。一気に静の世界へ。私もお気に入りの曲です。どうしてかというと、曲の雰囲気が昔好きだった曲を思い出して、とても懐かしい気持ちになるから。懐古厨でごめんなさい。深い青に星を散りばめたきらびやかな衣装も素晴らしく、見ていて穏やかな気持ちになります。以前と比べて公演衣装がめっちゃキラキラしていますよね。これは栗原紗英さんの曲というイメージで、栗原紗英さんの美しさが映えるステージです。この曲に限らずですが、栗原紗英さん可愛すぎ。レスやカメラを向けられた時の表情と仕草が可愛すぎてやばい。最近はアンダーでよく入ってくれる山下エミリーさんがこれを歌うことも多くて、チームブルーでHKTオタクとした育てられた自分には感無量の時間です(しかも川平聖さんも歌うことがありますし)。

 

 そしてそして、最後に満を持しての『サボテンとゴールドラッシュ』です。ホッとする楽しさがあります。明るくコミカルな曲ですが、メンバーもよく言っているように振付が難しい曲です。振りコピオタクの私もこれはまだ振りコピできません。回数を重ねて、間奏のサボテンコールが生まれたり、まだまだ成長途中、巨木になる予感がするサボテンです🌵

 

 サボテンは直後のMCも含めてひとつの作品と捉えています。市村愛里さん坂本りのさん川平聖さんに小田彩加さんなどなど、癖のあるMCメンバーが揃っているのがサボテンの強みです。そして荒巻美咲さんが意外と強気な発言をすることを初めて知ったのもこのMCで、運営に対して圧をかけるみるんさんが好きです。他のユニットに出稼ぎに行くメンバーも多い中、サボテン一筋のみるんさんに職人魂を感じますが、本人も外の世界を見たいと熱望しているので、たまには他ユニット曲を歌うみるんさんも見たいですね。個人的には、山下エミリーさんが来てくれた時に、3期で歌う『☆の向こう側』を見てみたいです。みるんさんの歌声が大好きでなので、『☆の向こう側』がどういう感じになるのか興味があります。

 

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 私は豊永阿紀さんが好きなので、これまでチームHの『RESET』公演ばかり見てきて、KⅣの『制服の芽』公演は数えられるぐらいしか見たことがありませんでした。なのでKⅣの運上弘菜さんも数回しか見ていなくて、新チームHになって初めてしっかりなっぴさんを見るようになりました。そしてわかったのが、やっぱりなっぴさんはすごいなということ。さすがセンターは違う。今のチームHはなっぴさんのチームという印象が強くあります。

 

 その運上弘菜さんがいることで特別に盛り上がってしまうのが『摩天楼の距離』です。遠く故郷を離れてブロードウェイでスポットライトを浴びることを夢見る女性のために祈りを捧げる曲です。豊永阿紀さんのオタクとしては、以前豊永さんがミュージカルで演じた役そのものではないかと思ってしまいますが、ステージの中心になっぴさんがいると、この曲はなっぴさんの曲だという思いが強くなります。それはなっぴさんが北海道出身ということが関係しています。元乃木坂46橋本奈々未さん然り、北海道出身のアイドルに私は過剰な思い入れを抱いてます(私自身は北海道に行ったこともない身ですが)。北海道を飛び出して、初めての土地でアイドルを頑張る人に対して、とても強い意志を感じて、それは勢いだったとしても尊敬します。進学で上京することも近い状況だけど、やはりアイドルになることは覚悟が違う。それは勝手な幻想だと言われればそうなのですが、そういうところも含めてアイドルだと思うので、なっぴさんに勝手に気持ちを入れ込んでしまいます。そのようななっぴさんがステージの中央から劇場を包み込むように支配すると、もう私達は祈るようにコールするしかないんですよね。素晴らしいシーンです。

 

 なっぴさんはもちろん、摩天楼は全メンバーと劇場の盛り上がりがすごい。その盛り上がりの頂点が、最後に横一列になってパフォーマンスするシーンです。圧倒的ブロードウェイ感があり、有無を言わせない説得力があります。摩天楼を見ると、劇場公演だろうとパフォーマンスでぶん殴るのが正義だとわかります。やっぱりアイドルは歌とダンス。当然ですね。まあそういうパフォーマンスだけで満たされる、我欲のない境地に自分も至れれば平穏な推し活になると思うのですが、現実はそうもいきません……(当方レス大好きオタク)。

 

 アンコールはシリアス曲からの沸き曲で、最後に熱い曲。『I’m crying』はサビのステップが真似したくなる曲。たぶんそう思っているオタクはたくさんいるはずで、ステージからは見えないと思うけど、客席の半分ぐらいは足元であのステップをやっていますね。この曲では、最後にメンバーが一列になって客席にバラ(造花)を投げます。前方の席でないとバラは受け取れないのですが、運が良ければ2列目でもキャッチできます。花の中でもバラは大好きで、いくらでも受け取るんで良席お願いします(どれぐらいバラが好きかというと某アイドルのコンサートでペンライトの代わりにバラの花束を振ってたぐらい好き🌹)。

 

 続いて『ずっとずっと』。定番の盛り上がる曲です。イントロの豊永阿紀さんの煽りが最高。私にとってこれはチームブルーの曲となっています。豊永阿紀さんと栗原紗英さんで歌う場面は、ブルーを思い出してHKTにハマった頃の初心が甦ります。あと、渡部愛加里さんが卒業する前は、ここで豊永さんとペアになる場面があって、幸せそうな2人に本当に胸いっぱい……となりましたね。この曲も最後は一列で圧倒してきます。全員を見渡せる席で見ていると、どこを見ても可愛いが爆発しているので、誰を見ていいのか迷ってしまいます。いや、推しを見ろよって話なんですが。いちばん端まで運上弘菜さんが来てくれると、天使が現世に舞い降りてきた感があって感謝しかありません。本当にありがとう。

 

 アンコール最後の『Pioneer』はとても熱い曲。豊永キャプテンのチームHを体現したような曲です。曲紹介前の豊永さんの言葉を聞くと、あぁ今チームHを見ているなという実感が湧きます(最後の場面で!!)。最後のサビ終わりにサイドスローみたいな振付があるのですが、サビからそのまま勢いよく振られる腕が最高に爽快です。

 

 

 

 

 目撃者公演の感想をパッと思いつくものだけ書いてみました。まだまだ他にも好きなところはあるけどうまくまとめられないのでこれだけ。思っていた以上に古いオタクっぽい文章で自分で書いててちょっと嫌になる。

 

 推しが出ているからということももちろんありますが、目撃者公演は楽しい公演です。強く心に残るシーンにたくさん出会える公演だと思います。冒頭にも書いた通り、この公演は強い。可愛さも強くて、かっこよさも強くて、チームHは強い。その強さに私は惹き込まれています。そして豊永キャプテンも、挑戦の連続だけどもっとよくなる(意訳)と言っているので、これからも見続けていくつもりです。また次の公演を楽しみにしています。

 

 

 

 

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市村愛里さんと走った熊本城マラソン2023

 

 

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初マラソン完走できました!!

とてもうれしい😆

同じく初マラソンHKT48市村愛里さんも完走🎉🎉🎉

おめでとうございます!!

初めてのフルマラソンはとてもきつかったけど、何ものにも代え難い体験をできました。せっかくなのでマラソンを走ることを決めたところから、大会当日までの流れを残しておこうと今回の記事を書きました。

 

 

2022年夏

 走るのはもともと好きで、健康のためや仕事のストレス発散のために1年ぐらいランニングを続けていました。しかし走っても3〜5kmぐらいで、最長でも10kmを1回走ったのみという状況。そんな中で、ただ走るだけでは面白くなくなってきたので、何かの大会に出ようかなと考え始めて、いろいろな大会のエントリー情報を調べ始めたのがこの頃。それでも最初からフルマラソンは無謀だから、まずは10kmかハーフから始めてみようと考えていました。

 

 

2022年9月

 そうこうするうちに、熊本城マラソンHKT48市村愛里さんが参加して初マラソンを走ることが発表されました。あいちーがフルマラソンに挑戦するのに、自分はハーフなのは日和ってんなと、あいちーほどでないにしても私も負けず嫌いなので、熊本城マラソンに参加することを即決。マラソン大会に初めてエントリーしました。

 

 

2022年10月

 当選して支払い、熊本城マラソンを走ることが正式に決定。退路を断つためにすぐさま熊本のホテルを予約しました。それまで安いシューズで走っていたので、陸上専門店でちゃんとしたランニングシューズを購入(しかしこれが裏目に…)。そのシューズを履いて長めの距離を走ったら股関節を痛めてしまいました。試し履きのときは気付けなかったけど、たぶんオーバースペックのシューズだったっぽい。なかなか股関節の痛みが引かないので、人生初の整形外科に行って、痛み止めを打ってもらいました。あとオンライン握手会であいちーにマラソン参加を伝えたら、既にエゴサで知っていた模様😇

 

 

2022年11月

 股関節が痛くてほとんど走れず。もしかしてこのままマラソンも走れないのではと不安になった時期。

 

 

2022年12月

 やっと痛みもなくなって走れるようになる。自分のレベルに合ったシューズとして、あいちーと同じゲルカヤノ29を購入。ゆっくりだけど初めて30kmを走りました。マラソンもなんとかなるんじゃないかと希望が出てくる。しかしクリスマス直前に新型コロナに感染。豊永阿紀さん生誕祭とRESETクリスマス公演に当たっていたのに行けず凹む。後遺症とかで走れなくなったらつらいなあと思いながら、まずは療養に努めました。

 

 

2023年1月

 幸いコロナは軽症だったので、少しずつランを再開。これまで平日に走ることがほとんどだったのですが、仕事もある平日だと長距離ランは時間的に厳しいので、休日も走るようになって、ラン中心の生活となりました(とはいっても劇場公演めっちゃ行ってましたが)。

 

 

2023年2月

 それまでマラソンのトレーニングをしていることはツイッターにあまり書いてこなかったけど、あいちーのshowroomを見ていたらマラソンに対して不安そうな感じだったので、ここにもトレーニングしている人がいるよと知ってもらうためにランのツイートを始める。探したら #あいちー村マラソン部 というハッシュタグを見つけたので勝手に入部。エゴサするかどうかはあいちー次第なので伝わっていたかどうかはわかりませんが……。探すとマラソンクラスタがあって、みんなで励ましあってマラソンをがんばるクラスタがあるんですね。

 

 

2月15日

 劇場でチームH『目撃者』公演を見る。初めて生で見る目撃者公演に圧倒されました。サボテンのあいちー大好き🌵(マラソン無関係日記)。

 

 

2月16日

 大会前最後のラン10km。疲れを残さないように後は大会まで走りません。夜は劇場でチームH『目撃者』公演を見る。お見送りであいちーに「マラソン一緒にがんばろう」というスケブを出して力強い反応をいただけましたが、後で思い出したら私も走ることが伝わってないような感じも若干したような……(当方認知なしなので)。

 

 

2月18日

 熊本城マラソン前日。ランナー受付のために熊本に前日入りしました。花畑広場でのランナー受付はスムーズに進んで一瞬で終わった。参加賞のTシャツが赤色で、あいちーの生誕Tと同色なのが笑ってしまいました。#あいちー村マラソン部 で自分と同様にランのツイートをしていたフォロワーのランナーさんと会って夜ご飯。マラソン経験者の話がたくさん聞けて翌日の不安がかなり減りましたね。ありがとうございました。

 

 22時過ぎには明かりを消して寝ようとしたのですが、まあ眠れません。マラソンのために早く起きる練習はしていても、早く寝る練習はしていなかったのでした。しかも緊張しているし、普段とは違うホテルの寝具なので、全然眠れない。とりあえず目を閉じて横になっていました。

 

 

2月19日

 熊本城マラソン当日です。全然熟睡できなくて、4時には目覚めてしまいました。ここで二度寝して寝坊も怖いので起床。パンとバナナ2本の朝食を早めに食べました。ちょくちょく窓から外をチェックしていたのですが、雨脚に波はあれど雨は降り続いている状況でしたね。7時過ぎにホテルを出ると、街にはランナーがたくさん。寒さはそこまでではない感じ。

 

 荷物預け会場の花畑広場にて、村民ランナーで集合してシューズ円陣をしました(村民というかHKTオタのランナーですね)。前日は4人しか集まらなかったのですが、当日は10人以上が集まってくれて、結構いい感じのシューズ円陣となったのではないでしょうか。あいちーを慕って走るランナーがこんなにいるのかと心強くなりましたね。荷物を預けたりしていたら雨が強くなったので、サクラマチクマモトに一旦避難。スタートブロックへの入場締切ぎりぎりで入場。その頃にはなんとか雨は上がってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜スタート

 実際に自分達のブロックがスタートラインを通過したのがスタートの号砲の5分後ぐらい。熊本なので当然くまモンもスタートに駆けつけてくれたのですが、あいにく自分達の集団が走っている道とは逆方向を向いていてくまモンからレスもらえず残念。あいちーはどこにいたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

〜5km

 自分のペースというよりは周りに合わせて走っている感じ。普段だと何も考えずに走ると5分30秒/kmぐらいなんですが、この時は6分ぐらいで走っていました。でも周りも同じようなペースだからか、ゆっくりという実感はなかったですね。たぶんこの辺りのどこかでポンタを見かけた気がします。

 

 

 

 

 

 

〜10km

 仮設ではなく建物のトイレをお借りしました。仮設トイレも短い間隔で設置されていたり、トイレを貸してくれるお店も結構あって助かりますね。ただ、ここで借りたトイレで並んでしまって、3分ぐらいロスしてしまったのが惜しかった。5km過ぎに初めての折り返し。あいちー見つけられるかなと対向車線を走る私よりも後ろのランナーをずっと見ていたのですが、まったくわからず。走っていたのかな。そこそこ走った感じでもまだ10kmということに軽く凹みました。まだゴールまで30km以上あるの!?

 

 

 

 

 

 

〜15km

 田んぼ道区間。この辺から雨が降ってきました。風も強くて、沿道に立てられていた大漁旗がバタバタとはためいていました。雨がつらい。かなり厳しい状況。それでも沿道の声援に励まされて走るのみ。早くイチゴを食べたい、給食はまだ?? 

 

 

 

 

 

 

〜20km

 雨でびしょ濡れになりながら走るのがつらかったです。スタート時に着ていたカッパを早々に脱ぎ捨ててしまったことを後悔。道幅が狭い住宅街を走るので、声援もダイレクトに届いてきて感謝しかありませんでした。ここで初めての給食。阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒をいただきました。口の中の水分がとられることよりも、甘いものを食べられる喜びが勝る。

 

 

 

 

 

 

〜25km

 雨は降り続いていたけど、身体が冷えた感じがしなかったのは気温がそこまで低くなかったからでしょうか。冷え性だけど指先もそこまで冷えてなかったし、思うように動かせましたね。走り出したら暑くなるだろうから脱ぐしかないと思っていた腹巻きが雨のせいで大活躍。保温ばっちりでした。給食でイチゴをいただく。うますぎ。生き返りました。その後も2回ほどイチゴ補給したぐらい、イチゴがいちばんうれしかった。ごちそうさまでした。村民Tを着て走っている私に対して、たぶん近所に住んでいるのだろうおばちゃんグループから「村民がんばれー!!」と声をかけられる。おばちゃんありがとう😭

 

 

 

 

 

 

〜30km

 雨が上がる。難所と言われている25から30kmまでの長い直線。ただただ走る。対向車線を走るサブ4のペーサーとすれ違い、続いてすぐにサブ4.5のペーサーともすれ違う。あそこに追いつけばサブ4.5なのかと、モチベーションが上がってペースも上がりました。それまで6分ちょっとかかっていた1kmが、ここにきて5分台になる。しかし直線道路が長すぎて、折り返しに全然辿りつかない。やっと折り返したときにはサブ4.5のペーサーとすれ違ってから結構時間が経っていたので、4.5は厳しいのかなと思ったり。太平燕をいただく。汁だけ先に飲んでしまって、麺を吸うのに手間取ってしまった。レッドブルの補給所の盛り上げ力半端ない。

 

 難所と言われていたけど、意外とそこまでつらくなくて、個人的に道幅の狭い道路より広い道路のほうが走りやすいことに気づく。雨が上がって空も明るくなってきたこと、それとサブ4.5のペーサーを見つけて目標が見えたことで、メンタルが持ち直したのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

〜35km

 これまでの自分の最長ランが30kmなので、ここからは未知の領域。よく30km以降が本当のマラソンと聞くけれど、その通りの展開に……。足はまだまだ残っていると思っていたのに、30kmを過ぎてから途端に足が重くなってくる。橋の上りでとうとう歩いてしまう。コースは1km毎に今何kmかのボードが出ているのですが、30kmを過ぎてからは1kmが本当に長く感じました。なんとか1kmずつこつこつ走っていく感じでぎりぎりの状態。これまでも沿道の声援に助けられていたけれど、この辺りからは本当に声援に背中を押されて前に進んでいく感じでした。エールをもらっているのに歩くのはダサいからなんとか走るんよ。

 

 

 

 

 

 

〜40km

 もう足が限界。気持ちは元気なのに足が動かない。とにかく無心で前に進みます。橋を上がって疲れきっていたところで村民と遭遇してうれしかった。せっかくだから記念撮影でもすればよかったなと後になって思うけど、走っているときはとにかく足を前に出すことしか考えられず、もう少し余裕が欲しかった。あいちーがどの辺を走っているのかスマホで調べる気力もありませんでした。ゴールまであと少し、ゴールまであと少しと、頭の中で繰り返しながら走っていました。そこそこ歩いた記憶があるのですが、タイムはそこまで落ちてなかったのが不思議ですね。

 

 

 

 

 

 

〜42.195km

 最後にして最強の敵、熊本城へ登る坂道が立ちはだかります。とにかくきつかった。坂の直前でめちゃくちゃ声のでかい女子学生の応援に励まされたり、ブラバンの演奏に感動して泣きそうになったりしたのだけど、それでも坂はきつい。きついものはきつい。ひたすら一歩ずつ、足を前に出せばそれだけゴールに近づくことを信じて坂を登りました。残り数百メートルぐらいで、前方に見覚えのあるTシャツが!! 一緒に円陣もしたフォロワーさんのランナーを見つけました。なんとか追いつこうと必死に坂道を走る私。追いついてやっと仲間に出会えた喜びが疲れを忘れさせてくれました。そこから一緒にゴールへ。限界ギリギリだったけど、村民としてここで歩いたら負けだと思って、なんとか走ってゴール。ネットタイムでは4時間30分を切ることができました。本当にお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして市村愛里さんゴール

 ヘトヘトでしたが、ここまできたらあいちーのゴールも見届けなければと、ゴール地点であいちー待機。自分がゴールしてから約1時間後にあいちーがゴール。待っていた場所的にゴールした瞬間は見れませんでしたが、会場実況の方がゲストランナー市村愛里さんと言っていたのですぐにあいちーゴールを知ることができ、直後のあいちーは見逃しませんでした。しかしゴールの感動で泣いているあいちーにかける言葉が見つからず。足もプルプル震えていて、生まれたての仔鹿みたいなあいちーを見送るのみでした。自分も足プルプルギリギリだったので、あのときのあいちーの限界状態よくわかります😇

 

 

 

 

 

 

 

 

 本当にあいちーはすごい。仕事が忙しくて練習も満足にできていなかっただろうし、大会直前だって3日連続で公演していたり、よくその状況で完走できたなと感嘆するばかりです。やっぱりあいちーの強い気持ちがあったから完走を成し遂げられたのでしょう。根性論とかあまり好きじゃないけど、マラソンを走るとやっぱり最後は気持ちやねん、となってしまいます。

 

 しかもタイムを見てみると、あいちーは歩いてないんですよね。すごい。私は足がつらすぎて歩いてしまいました。ずっと一定ペースで走っていて、もちろん伴走者さんのサポートがあったからこそだと思いますが、それでも歩かずに最後まで走りきったことは素晴らしいです。

 

 正直ね、仕事としてあいちーに走ってもらうなら、ちゃんとトレーナーもつけて練習させなさいよと思ったし、自分もそうだけど初マラソンは不安だらけなので、当日だけでなく練習段階から手厚いサポートをしてほしかったですね……。福岡マラソンLinQ高木悠未さんが、ドキュメンタリーを作ったりなど、マラソン挑戦コンテンツとしてとてもしっかりしていたので、本人任せのHKTどうなんよと思ってしまいました……。

 

 思うところはあっても、あいちー初マラソン完走は本当にすごいです。同じ道を走ったのでわかります。すごい。完走おめでとうございます。

 

 

 

 

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完走できて

 走り終えて強く思ったことですが、応援が本当に力になりました。沿道の声援がなかったら完走できませんでした。それぐらい声援に助けられました。部活の声出しかと思うぐらいに大きな声で応援してくれる学生さんに励まされたり、住宅街の細い道ですれ違いざまに聞こえてくる近隣住民の声援もうれしかったし、全部がありがたかったです。

 

 ノリのいいおばちゃんやおっちゃんが「村民がんばれー!!」と声をかけてくれて、この村民にどれだけ大切な意味が込められているか知らないと思うけど、たくさんの人に村民がんばれと応援してもらえたのはとても励みになりました。視認性の高い生誕Tシャツでよかった。完走できたのは村民Tのおかげでもあります。

 

 運営スタッフやボランティアもたくさんいて、トイレや給水所も全然ストレスありませんでした。給水や給食もちょうど欲しくなるタイミングで用意されていて助かりました。給食はとにかくイチゴがうれしかったです。イチゴうまかった。ドーナツ棒も甘いものが摂取できて好きでした。ゴミが出ても、至るところにゴミ袋を持ったスタッフさんがいたので、そこら辺に捨てるなんてこともせずに捨てられました。こちらはただ走ることだけに集中できたのでありがたかったですね。

 

 

 

 最後に今回の熊本城マラソンの自分的まとめです。

 

よかったこと
  • 完走できた!! まじでこれ!! あいちーも私も完走できたことが超うれしい!!
  • あいちーや村民ランナーさんと走れたこと、村民の応援に出会えたこと。ひとりで走っているわけではないことがこんなにも心強いとは。1万人以上の参加者がいる中で、最後の坂道で村民ランナーさんに追いついて一緒にゴールできたことは、あらためて奇跡みたいな瞬間でした。沿道の「村民がんばれー!!」もめちゃくちゃうれしかった。
  • ウェアの選択に成功したこと。気温高めの雨予報に対して、適切なウェアを選択できたことは、完走できた理由のひとつだと思います。冷え性なので、雨で身体が冷えることが心配でしたが、冷えることもなく、暑すぎず寒すぎずで走ることができました。あとは腹巻きの安心感ですね。
  • 嫌な足の痛みがなかったこと。長距離を走っていると足首や股関節が痛くなることがこれまで稀にあったのですが、この日はそういう局所的な痛みが全然なかった。ただまあ最後は足全体が限界でしたが……。

 

 

反省点
  • タイムに不満。エントリー時に申請した目標タイムが4時間30分なので、目標通りのタイムだったのですが、あわよくば4時間を狙っていたので悔しい。サブ4は難しいとしても4時間15分は切りたかった。
  • 歩いてしまったこと。悔しいけど、もう限界だったんだ……。ペースにばらつきがあったので、あいちーみたいにもっと一定ペースで走れるように練習しないといけない。
  • あいちーと遭遇できなかったこと。並走できるようにペースを落とそうかとも考えたけど、自分のベストを尽くしたほうがよいと判断したので仕方ない。後から考えると、遅いブロックのスタートにしていれば追い抜くときに会えたなと思ったけど、初マラソンでそこまで気が回りませんでした。
  • 笑顔で走れなかったこと。まじであいちーや三津家さんはすごいよ。さすがアイドル。「村民がんばれー!」に笑顔でレスポンスできなかったの悔やんでます。
  • 給食を欲張りすぎたこと。タイムを狙うなら給食は必要最低限で我慢することですね。でもイチゴは美味しいからつい食べてしまいます🍓
  • シューズの選択。今回あいちーと同じゲルカヤノ29を履いてマラソンに挑みました。このシューズは足にとても優しくて安定感抜群なのですが、とにかく重く感じます。あと前に進むのに意識して足を動かさないといけない(シューズによっては自然と足が前に出るものもある)。しかしこのシューズだったから完走できたかもしれず、これが反省点かどうかは難しいのですが、別のシューズだったらどんな結果だったかなと考えたりします。

 

 

 

今後

 完走できたことはうれしいですが、悔しいことも事実。もっと速く走りたい。今回サブ4.5だったので、目標サブ4ができました。たぶん走るとしたら、次のフルマラソンは秋かなと思います。それまでトレーニングですね。

 

 

熊本城マラソンまとめ

 あいちー初マラソン完走おめでとうございます。アイドルしながらマラソンも完走なんて、本当にすごい(すごい連呼オタク)。全力で挑戦するあいちーをますます好きになりました。あいちーのおかげで自分も初マラソンを完走できたので、挑戦させてくれたことに感謝しています。あいちーありがとー!!

 

 参加したランナーの皆さん、応援に駆けつけてくれた村民の皆さん、村民ではないけど沿道でたくさん応援してくれた方々、遠くからエールをくれたHKTメンバー、3年ぶりの熊本城マラソンの開催を成功に導いたスタッフやボランティアの皆さん、関わったすべての方々、そしてあいちー、本当にありがとうございました。また熊本走らせてくださーい!!