チームH目撃者公演 #ここが好きだよ目撃者

『I’m crying』のバラ

 

 2023年2月からHKT48は新しくチームHチームKⅣに再編成されました。同時に新公演も始まり、新チームHは『目撃者』公演を開始。これまでに目撃者公演を数回見させていただいて、公演の感想を書こう書こうとずっと思っていたのですが、このところブログへのモチベがあまりなくて、ちょっとした感想はツイートしても、まとまって書くことからは遠ざかっていました。しかしここ最近、劇場公演を見てほしいというチームHメンバーの熱意を強く感じて、それならば自分も公演を見た感想をちゃんと記しておこうかなと、この記事を書いた次第です。

 

 何故にメンバーが公演を見てほしいと、今まで以上に発信しているかというと、単純に劇場が満席にならないからだと思います。新公演が始まって3ヶ月、個人的にはまだまだ始まったばかりの印象ですが、土日はともかくとして平日は空席が多い。劇場が埋まらない理由はいろいろあるはずで、一概にこれが決定的な理由というものもないと思います。様々な要因が重なって現在の劇場の状況となっていて、いい公演をやっているつもりなのに、それが届いてないのがもどかしいのでしょう。

 

 ブログを書くとだいたい前置きが長くなってしまうのが悩みどころ。本題に入ります。

 

 目撃者公演は一言で言うと、魅せる公演だと思います。チームHの公演として目撃者公演を選んだのは、チームHメンバーの表現力を活かせて、さらに高めてグループに還元できる公演は何かと考えた時にこれだと、EX大衆のインタビューでキャプテンの豊永阿紀さんは語っています。そしてその通りの公演となっています。

 

 魅せる公演として、強さをとても感じます。まあ私が強さを重要視しているからかもしれませんが……。パフォーマンスはもちろんのこと、彼女達の強さを公演のあらゆる場面で感じます。それはアイドルとしてというより、人としての強さといってもいいような、ここまで来たからには前に進むしかないという覚悟がある。そんな強さが、パフォーマンスを通して熱波のように伝わってくる公演です。

 

 全体を通して強く印象に残るのがメンバーの立ち姿とまなざしです。仁王立ちで遠くを強く見つめる佇まいに視線は釘付けにされます。それは1曲目からそうで、公演タイトルにもなっている『目撃者』において、この公演が目指すところがどこなのかを指し示しています。『命の意味』もそうですが、立ち姿にまず圧倒されます。

 

 2曲目はメンバーも好きな曲としてよく挙げている『前人未踏』。この曲のみの青い衣装が好きです。ただ照明が暗くてよく見えないのが残念。目撃者公演では、自分はなんとなく上手の席が多いのですが、先日久しぶりに下手の席に座って『前人未踏』を見ていたら、目の前で豊永阿紀さんがひとりだけクルッと回転して、衣装の長い裾が綺麗にふわりと舞ったことにこちらの心も舞い上がりました。こういう動きをすれば、衣装もこのように動くよね、と半ば自然の法則を確認するような瞬間でしたが、衣装も魅せてくれるダンス大好きです。

 

 前半パートの最後は『憧れのポップスター』。少しはにかみながらの運上弘菜さんの歌い出しがとにかく素晴らしい。チームHになっぴさんがいてくれて本当にありがとうという気持ちになります。最後にステージ全部を使ってメンバーが一列でパフォーマンスするのも、華やかな雰囲気になって大好き。

 

 ユニット曲パートは後半3曲が特に好きです。私にとっての目撃者公演のひとつのクライマックスが、豊永阿紀さんによる『愛しさのアクセル』です。重量感のある大剣を手に、熱く歌い上げる豊永さんが最高の最高。豊永さんの歌と曲の世界観がぴったりと合い、そこには解釈一致した豊永さんがいます(解釈一致の使い方合ってますか?)。ステージを支配している豊永さんに圧倒されます。曲の最後に大剣を振り回し、片手をついて剣は背の上で構えるようなポーズで終わるのですが、そこで大剣と地面が平行になると、決まったなーとガッツポーズしたくなります。平行が大事。といっても、最後のポーズの正解はわかりませんが……。

 

 

 

 

 

 忙しい豊永さんに代わって、市村愛里さんがアクセルを任される時もあります。堂々としたパフォーマンスの豊永さんに対して、あいちーは如何にも頑張ってます!! という印象です(実際豊永さんも必死なのかもしれないけれど、豊永さんは虚勢の張り方がとても上手いのでわからないだけかも(でもそこが好き))。比べるものでないのは重々承知の上で、あいちーは激しい曲調のアクセルをとても丁寧に歌っています。対して豊永さんは、歌も上手くて丁寧に歌っているはずなのに、自由に思うがままに歌っているようにこちらの耳には届いてきます。目指すところは同じであっても、あいちーはまず丁寧さが前に出ていて、豊永さんは技術よりも情熱が伝わってきて、その違いが面白い。『愛しさのアクセル』は目撃者公演唯一のソロ曲であり、公演の中でも特別に繊細な演目なので、何回見ても新鮮さがあります(理想としては出来に振れ幅があってはいけないのだと思いますが……)。

 

 そしてアクセルからの『☆の向こう側』がこれまた素晴らしい。一気に静の世界へ。私もお気に入りの曲です。どうしてかというと、曲の雰囲気が昔好きだった曲を思い出して、とても懐かしい気持ちになるから。懐古厨でごめんなさい。深い青に星を散りばめたきらびやかな衣装も素晴らしく、見ていて穏やかな気持ちになります。以前と比べて公演衣装がめっちゃキラキラしていますよね。これは栗原紗英さんの曲というイメージで、栗原紗英さんの美しさが映えるステージです。この曲に限らずですが、栗原紗英さん可愛すぎ。レスやカメラを向けられた時の表情と仕草が可愛すぎてやばい。最近はアンダーでよく入ってくれる山下エミリーさんがこれを歌うことも多くて、チームブルーでHKTオタクとした育てられた自分には感無量の時間です(しかも川平聖さんも歌うことがありますし)。

 

 そしてそして、最後に満を持しての『サボテンとゴールドラッシュ』です。ホッとする楽しさがあります。明るくコミカルな曲ですが、メンバーもよく言っているように振付が難しい曲です。振りコピオタクの私もこれはまだ振りコピできません。回数を重ねて、間奏のサボテンコールが生まれたり、まだまだ成長途中、巨木になる予感がするサボテンです🌵

 

 サボテンは直後のMCも含めてひとつの作品と捉えています。市村愛里さん坂本りのさん川平聖さんに小田彩加さんなどなど、癖のあるMCメンバーが揃っているのがサボテンの強みです。そして荒巻美咲さんが意外と強気な発言をすることを初めて知ったのもこのMCで、運営に対して圧をかけるみるんさんが好きです。他のユニットに出稼ぎに行くメンバーも多い中、サボテン一筋のみるんさんに職人魂を感じますが、本人も外の世界を見たいと熱望しているので、たまには他ユニット曲を歌うみるんさんも見たいですね。個人的には、山下エミリーさんが来てくれた時に、3期で歌う『☆の向こう側』を見てみたいです。みるんさんの歌声が大好きでなので、『☆の向こう側』がどういう感じになるのか興味があります。

 

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 私は豊永阿紀さんが好きなので、これまでチームHの『RESET』公演ばかり見てきて、KⅣの『制服の芽』公演は数えられるぐらいしか見たことがありませんでした。なのでKⅣの運上弘菜さんも数回しか見ていなくて、新チームHになって初めてしっかりなっぴさんを見るようになりました。そしてわかったのが、やっぱりなっぴさんはすごいなということ。さすがセンターは違う。今のチームHはなっぴさんのチームという印象が強くあります。

 

 その運上弘菜さんがいることで特別に盛り上がってしまうのが『摩天楼の距離』です。遠く故郷を離れてブロードウェイでスポットライトを浴びることを夢見る女性のために祈りを捧げる曲です。豊永阿紀さんのオタクとしては、以前豊永さんがミュージカルで演じた役そのものではないかと思ってしまいますが、ステージの中心になっぴさんがいると、この曲はなっぴさんの曲だという思いが強くなります。それはなっぴさんが北海道出身ということが関係しています。元乃木坂46橋本奈々未さん然り、北海道出身のアイドルに私は過剰な思い入れを抱いてます(私自身は北海道に行ったこともない身ですが)。北海道を飛び出して、初めての土地でアイドルを頑張る人に対して、とても強い意志を感じて、それは勢いだったとしても尊敬します。進学で上京することも近い状況だけど、やはりアイドルになることは覚悟が違う。それは勝手な幻想だと言われればそうなのですが、そういうところも含めてアイドルだと思うので、なっぴさんに勝手に気持ちを入れ込んでしまいます。そのようななっぴさんがステージの中央から劇場を包み込むように支配すると、もう私達は祈るようにコールするしかないんですよね。素晴らしいシーンです。

 

 なっぴさんはもちろん、摩天楼は全メンバーと劇場の盛り上がりがすごい。その盛り上がりの頂点が、最後に横一列になってパフォーマンスするシーンです。圧倒的ブロードウェイ感があり、有無を言わせない説得力があります。摩天楼を見ると、劇場公演だろうとパフォーマンスでぶん殴るのが正義だとわかります。やっぱりアイドルは歌とダンス。当然ですね。まあそういうパフォーマンスだけで満たされる、我欲のない境地に自分も至れれば平穏な推し活になると思うのですが、現実はそうもいきません……(当方レス大好きオタク)。

 

 アンコールはシリアス曲からの沸き曲で、最後に熱い曲。『I’m crying』はサビのステップが真似したくなる曲。たぶんそう思っているオタクはたくさんいるはずで、ステージからは見えないと思うけど、客席の半分ぐらいは足元であのステップをやっていますね。この曲では、最後にメンバーが一列になって客席にバラ(造花)を投げます。前方の席でないとバラは受け取れないのですが、運が良ければ2列目でもキャッチできます。花の中でもバラは大好きで、いくらでも受け取るんで良席お願いします(どれぐらいバラが好きかというと某アイドルのコンサートでペンライトの代わりにバラの花束を振ってたぐらい好き🌹)。

 

 続いて『ずっとずっと』。定番の盛り上がる曲です。イントロの豊永阿紀さんの煽りが最高。私にとってこれはチームブルーの曲となっています。豊永阿紀さんと栗原紗英さんで歌う場面は、ブルーを思い出してHKTにハマった頃の初心が甦ります。あと、渡部愛加里さんが卒業する前は、ここで豊永さんとペアになる場面があって、幸せそうな2人に本当に胸いっぱい……となりましたね。この曲も最後は一列で圧倒してきます。全員を見渡せる席で見ていると、どこを見ても可愛いが爆発しているので、誰を見ていいのか迷ってしまいます。いや、推しを見ろよって話なんですが。いちばん端まで運上弘菜さんが来てくれると、天使が現世に舞い降りてきた感があって感謝しかありません。本当にありがとう。

 

 アンコール最後の『Pioneer』はとても熱い曲。豊永キャプテンのチームHを体現したような曲です。曲紹介前の豊永さんの言葉を聞くと、あぁ今チームHを見ているなという実感が湧きます(最後の場面で!!)。最後のサビ終わりにサイドスローみたいな振付があるのですが、サビからそのまま勢いよく振られる腕が最高に爽快です。

 

 

 

 

 目撃者公演の感想をパッと思いつくものだけ書いてみました。まだまだ他にも好きなところはあるけどうまくまとめられないのでこれだけ。思っていた以上に古いオタクっぽい文章で自分で書いててちょっと嫌になる。

 

 推しが出ているからということももちろんありますが、目撃者公演は楽しい公演です。強く心に残るシーンにたくさん出会える公演だと思います。冒頭にも書いた通り、この公演は強い。可愛さも強くて、かっこよさも強くて、チームHは強い。その強さに私は惹き込まれています。そして豊永キャプテンも、挑戦の連続だけどもっとよくなる(意訳)と言っているので、これからも見続けていくつもりです。また次の公演を楽しみにしています。

 

 

 

 

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市村愛里さんと走った熊本城マラソン2023

 

 

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初マラソン完走できました!!

とてもうれしい😆

同じく初マラソンHKT48市村愛里さんも完走🎉🎉🎉

おめでとうございます!!

初めてのフルマラソンはとてもきつかったけど、何ものにも代え難い体験をできました。せっかくなのでマラソンを走ることを決めたところから、大会当日までの流れを残しておこうと今回の記事を書きました。

 

 

2022年夏

 走るのはもともと好きで、健康のためや仕事のストレス発散のために1年ぐらいランニングを続けていました。しかし走っても3〜5kmぐらいで、最長でも10kmを1回走ったのみという状況。そんな中で、ただ走るだけでは面白くなくなってきたので、何かの大会に出ようかなと考え始めて、いろいろな大会のエントリー情報を調べ始めたのがこの頃。それでも最初からフルマラソンは無謀だから、まずは10kmかハーフから始めてみようと考えていました。

 

 

2022年9月

 そうこうするうちに、熊本城マラソンHKT48市村愛里さんが参加して初マラソンを走ることが発表されました。あいちーがフルマラソンに挑戦するのに、自分はハーフなのは日和ってんなと、あいちーほどでないにしても私も負けず嫌いなので、熊本城マラソンに参加することを即決。マラソン大会に初めてエントリーしました。

 

 

2022年10月

 当選して支払い、熊本城マラソンを走ることが正式に決定。退路を断つためにすぐさま熊本のホテルを予約しました。それまで安いシューズで走っていたので、陸上専門店でちゃんとしたランニングシューズを購入(しかしこれが裏目に…)。そのシューズを履いて長めの距離を走ったら股関節を痛めてしまいました。試し履きのときは気付けなかったけど、たぶんオーバースペックのシューズだったっぽい。なかなか股関節の痛みが引かないので、人生初の整形外科に行って、痛み止めを打ってもらいました。あとオンライン握手会であいちーにマラソン参加を伝えたら、既にエゴサで知っていた模様😇

 

 

2022年11月

 股関節が痛くてほとんど走れず。もしかしてこのままマラソンも走れないのではと不安になった時期。

 

 

2022年12月

 やっと痛みもなくなって走れるようになる。自分のレベルに合ったシューズとして、あいちーと同じゲルカヤノ29を購入。ゆっくりだけど初めて30kmを走りました。マラソンもなんとかなるんじゃないかと希望が出てくる。しかしクリスマス直前に新型コロナに感染。豊永阿紀さん生誕祭とRESETクリスマス公演に当たっていたのに行けず凹む。後遺症とかで走れなくなったらつらいなあと思いながら、まずは療養に努めました。

 

 

2023年1月

 幸いコロナは軽症だったので、少しずつランを再開。これまで平日に走ることがほとんどだったのですが、仕事もある平日だと長距離ランは時間的に厳しいので、休日も走るようになって、ラン中心の生活となりました(とはいっても劇場公演めっちゃ行ってましたが)。

 

 

2023年2月

 それまでマラソンのトレーニングをしていることはツイッターにあまり書いてこなかったけど、あいちーのshowroomを見ていたらマラソンに対して不安そうな感じだったので、ここにもトレーニングしている人がいるよと知ってもらうためにランのツイートを始める。探したら #あいちー村マラソン部 というハッシュタグを見つけたので勝手に入部。エゴサするかどうかはあいちー次第なので伝わっていたかどうかはわかりませんが……。探すとマラソンクラスタがあって、みんなで励ましあってマラソンをがんばるクラスタがあるんですね。

 

 

2月15日

 劇場でチームH『目撃者』公演を見る。初めて生で見る目撃者公演に圧倒されました。サボテンのあいちー大好き🌵(マラソン無関係日記)。

 

 

2月16日

 大会前最後のラン10km。疲れを残さないように後は大会まで走りません。夜は劇場でチームH『目撃者』公演を見る。お見送りであいちーに「マラソン一緒にがんばろう」というスケブを出して力強い反応をいただけましたが、後で思い出したら私も走ることが伝わってないような感じも若干したような……(当方認知なしなので)。

 

 

2月18日

 熊本城マラソン前日。ランナー受付のために熊本に前日入りしました。花畑広場でのランナー受付はスムーズに進んで一瞬で終わった。参加賞のTシャツが赤色で、あいちーの生誕Tと同色なのが笑ってしまいました。#あいちー村マラソン部 で自分と同様にランのツイートをしていたフォロワーのランナーさんと会って夜ご飯。マラソン経験者の話がたくさん聞けて翌日の不安がかなり減りましたね。ありがとうございました。

 

 22時過ぎには明かりを消して寝ようとしたのですが、まあ眠れません。マラソンのために早く起きる練習はしていても、早く寝る練習はしていなかったのでした。しかも緊張しているし、普段とは違うホテルの寝具なので、全然眠れない。とりあえず目を閉じて横になっていました。

 

 

2月19日

 熊本城マラソン当日です。全然熟睡できなくて、4時には目覚めてしまいました。ここで二度寝して寝坊も怖いので起床。パンとバナナ2本の朝食を早めに食べました。ちょくちょく窓から外をチェックしていたのですが、雨脚に波はあれど雨は降り続いている状況でしたね。7時過ぎにホテルを出ると、街にはランナーがたくさん。寒さはそこまでではない感じ。

 

 荷物預け会場の花畑広場にて、村民ランナーで集合してシューズ円陣をしました(村民というかHKTオタのランナーですね)。前日は4人しか集まらなかったのですが、当日は10人以上が集まってくれて、結構いい感じのシューズ円陣となったのではないでしょうか。あいちーを慕って走るランナーがこんなにいるのかと心強くなりましたね。荷物を預けたりしていたら雨が強くなったので、サクラマチクマモトに一旦避難。スタートブロックへの入場締切ぎりぎりで入場。その頃にはなんとか雨は上がってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜スタート

 実際に自分達のブロックがスタートラインを通過したのがスタートの号砲の5分後ぐらい。熊本なので当然くまモンもスタートに駆けつけてくれたのですが、あいにく自分達の集団が走っている道とは逆方向を向いていてくまモンからレスもらえず残念。あいちーはどこにいたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

〜5km

 自分のペースというよりは周りに合わせて走っている感じ。普段だと何も考えずに走ると5分30秒/kmぐらいなんですが、この時は6分ぐらいで走っていました。でも周りも同じようなペースだからか、ゆっくりという実感はなかったですね。たぶんこの辺りのどこかでポンタを見かけた気がします。

 

 

 

 

 

 

〜10km

 仮設ではなく建物のトイレをお借りしました。仮設トイレも短い間隔で設置されていたり、トイレを貸してくれるお店も結構あって助かりますね。ただ、ここで借りたトイレで並んでしまって、3分ぐらいロスしてしまったのが惜しかった。5km過ぎに初めての折り返し。あいちー見つけられるかなと対向車線を走る私よりも後ろのランナーをずっと見ていたのですが、まったくわからず。走っていたのかな。そこそこ走った感じでもまだ10kmということに軽く凹みました。まだゴールまで30km以上あるの!?

 

 

 

 

 

 

〜15km

 田んぼ道区間。この辺から雨が降ってきました。風も強くて、沿道に立てられていた大漁旗がバタバタとはためいていました。雨がつらい。かなり厳しい状況。それでも沿道の声援に励まされて走るのみ。早くイチゴを食べたい、給食はまだ?? 

 

 

 

 

 

 

〜20km

 雨でびしょ濡れになりながら走るのがつらかったです。スタート時に着ていたカッパを早々に脱ぎ捨ててしまったことを後悔。道幅が狭い住宅街を走るので、声援もダイレクトに届いてきて感謝しかありませんでした。ここで初めての給食。阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒をいただきました。口の中の水分がとられることよりも、甘いものを食べられる喜びが勝る。

 

 

 

 

 

 

〜25km

 雨は降り続いていたけど、身体が冷えた感じがしなかったのは気温がそこまで低くなかったからでしょうか。冷え性だけど指先もそこまで冷えてなかったし、思うように動かせましたね。走り出したら暑くなるだろうから脱ぐしかないと思っていた腹巻きが雨のせいで大活躍。保温ばっちりでした。給食でイチゴをいただく。うますぎ。生き返りました。その後も2回ほどイチゴ補給したぐらい、イチゴがいちばんうれしかった。ごちそうさまでした。村民Tを着て走っている私に対して、たぶん近所に住んでいるのだろうおばちゃんグループから「村民がんばれー!!」と声をかけられる。おばちゃんありがとう😭

 

 

 

 

 

 

〜30km

 雨が上がる。難所と言われている25から30kmまでの長い直線。ただただ走る。対向車線を走るサブ4のペーサーとすれ違い、続いてすぐにサブ4.5のペーサーともすれ違う。あそこに追いつけばサブ4.5なのかと、モチベーションが上がってペースも上がりました。それまで6分ちょっとかかっていた1kmが、ここにきて5分台になる。しかし直線道路が長すぎて、折り返しに全然辿りつかない。やっと折り返したときにはサブ4.5のペーサーとすれ違ってから結構時間が経っていたので、4.5は厳しいのかなと思ったり。太平燕をいただく。汁だけ先に飲んでしまって、麺を吸うのに手間取ってしまった。レッドブルの補給所の盛り上げ力半端ない。

 

 難所と言われていたけど、意外とそこまでつらくなくて、個人的に道幅の狭い道路より広い道路のほうが走りやすいことに気づく。雨が上がって空も明るくなってきたこと、それとサブ4.5のペーサーを見つけて目標が見えたことで、メンタルが持ち直したのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

〜35km

 これまでの自分の最長ランが30kmなので、ここからは未知の領域。よく30km以降が本当のマラソンと聞くけれど、その通りの展開に……。足はまだまだ残っていると思っていたのに、30kmを過ぎてから途端に足が重くなってくる。橋の上りでとうとう歩いてしまう。コースは1km毎に今何kmかのボードが出ているのですが、30kmを過ぎてからは1kmが本当に長く感じました。なんとか1kmずつこつこつ走っていく感じでぎりぎりの状態。これまでも沿道の声援に助けられていたけれど、この辺りからは本当に声援に背中を押されて前に進んでいく感じでした。エールをもらっているのに歩くのはダサいからなんとか走るんよ。

 

 

 

 

 

 

〜40km

 もう足が限界。気持ちは元気なのに足が動かない。とにかく無心で前に進みます。橋を上がって疲れきっていたところで村民と遭遇してうれしかった。せっかくだから記念撮影でもすればよかったなと後になって思うけど、走っているときはとにかく足を前に出すことしか考えられず、もう少し余裕が欲しかった。あいちーがどの辺を走っているのかスマホで調べる気力もありませんでした。ゴールまであと少し、ゴールまであと少しと、頭の中で繰り返しながら走っていました。そこそこ歩いた記憶があるのですが、タイムはそこまで落ちてなかったのが不思議ですね。

 

 

 

 

 

 

〜42.195km

 最後にして最強の敵、熊本城へ登る坂道が立ちはだかります。とにかくきつかった。坂の直前でめちゃくちゃ声のでかい女子学生の応援に励まされたり、ブラバンの演奏に感動して泣きそうになったりしたのだけど、それでも坂はきつい。きついものはきつい。ひたすら一歩ずつ、足を前に出せばそれだけゴールに近づくことを信じて坂を登りました。残り数百メートルぐらいで、前方に見覚えのあるTシャツが!! 一緒に円陣もしたフォロワーさんのランナーを見つけました。なんとか追いつこうと必死に坂道を走る私。追いついてやっと仲間に出会えた喜びが疲れを忘れさせてくれました。そこから一緒にゴールへ。限界ギリギリだったけど、村民としてここで歩いたら負けだと思って、なんとか走ってゴール。ネットタイムでは4時間30分を切ることができました。本当にお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして市村愛里さんゴール

 ヘトヘトでしたが、ここまできたらあいちーのゴールも見届けなければと、ゴール地点であいちー待機。自分がゴールしてから約1時間後にあいちーがゴール。待っていた場所的にゴールした瞬間は見れませんでしたが、会場実況の方がゲストランナー市村愛里さんと言っていたのですぐにあいちーゴールを知ることができ、直後のあいちーは見逃しませんでした。しかしゴールの感動で泣いているあいちーにかける言葉が見つからず。足もプルプル震えていて、生まれたての仔鹿みたいなあいちーを見送るのみでした。自分も足プルプルギリギリだったので、あのときのあいちーの限界状態よくわかります😇

 

 

 

 

 

 

 

 

 本当にあいちーはすごい。仕事が忙しくて練習も満足にできていなかっただろうし、大会直前だって3日連続で公演していたり、よくその状況で完走できたなと感嘆するばかりです。やっぱりあいちーの強い気持ちがあったから完走を成し遂げられたのでしょう。根性論とかあまり好きじゃないけど、マラソンを走るとやっぱり最後は気持ちやねん、となってしまいます。

 

 しかもタイムを見てみると、あいちーは歩いてないんですよね。すごい。私は足がつらすぎて歩いてしまいました。ずっと一定ペースで走っていて、もちろん伴走者さんのサポートがあったからこそだと思いますが、それでも歩かずに最後まで走りきったことは素晴らしいです。

 

 正直ね、仕事としてあいちーに走ってもらうなら、ちゃんとトレーナーもつけて練習させなさいよと思ったし、自分もそうだけど初マラソンは不安だらけなので、当日だけでなく練習段階から手厚いサポートをしてほしかったですね……。福岡マラソンLinQ高木悠未さんが、ドキュメンタリーを作ったりなど、マラソン挑戦コンテンツとしてとてもしっかりしていたので、本人任せのHKTどうなんよと思ってしまいました……。

 

 思うところはあっても、あいちー初マラソン完走は本当にすごいです。同じ道を走ったのでわかります。すごい。完走おめでとうございます。

 

 

 

 

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完走できて

 走り終えて強く思ったことですが、応援が本当に力になりました。沿道の声援がなかったら完走できませんでした。それぐらい声援に助けられました。部活の声出しかと思うぐらいに大きな声で応援してくれる学生さんに励まされたり、住宅街の細い道ですれ違いざまに聞こえてくる近隣住民の声援もうれしかったし、全部がありがたかったです。

 

 ノリのいいおばちゃんやおっちゃんが「村民がんばれー!!」と声をかけてくれて、この村民にどれだけ大切な意味が込められているか知らないと思うけど、たくさんの人に村民がんばれと応援してもらえたのはとても励みになりました。視認性の高い生誕Tシャツでよかった。完走できたのは村民Tのおかげでもあります。

 

 運営スタッフやボランティアもたくさんいて、トイレや給水所も全然ストレスありませんでした。給水や給食もちょうど欲しくなるタイミングで用意されていて助かりました。給食はとにかくイチゴがうれしかったです。イチゴうまかった。ドーナツ棒も甘いものが摂取できて好きでした。ゴミが出ても、至るところにゴミ袋を持ったスタッフさんがいたので、そこら辺に捨てるなんてこともせずに捨てられました。こちらはただ走ることだけに集中できたのでありがたかったですね。

 

 

 

 最後に今回の熊本城マラソンの自分的まとめです。

 

よかったこと
  • 完走できた!! まじでこれ!! あいちーも私も完走できたことが超うれしい!!
  • あいちーや村民ランナーさんと走れたこと、村民の応援に出会えたこと。ひとりで走っているわけではないことがこんなにも心強いとは。1万人以上の参加者がいる中で、最後の坂道で村民ランナーさんに追いついて一緒にゴールできたことは、あらためて奇跡みたいな瞬間でした。沿道の「村民がんばれー!!」もめちゃくちゃうれしかった。
  • ウェアの選択に成功したこと。気温高めの雨予報に対して、適切なウェアを選択できたことは、完走できた理由のひとつだと思います。冷え性なので、雨で身体が冷えることが心配でしたが、冷えることもなく、暑すぎず寒すぎずで走ることができました。あとは腹巻きの安心感ですね。
  • 嫌な足の痛みがなかったこと。長距離を走っていると足首や股関節が痛くなることがこれまで稀にあったのですが、この日はそういう局所的な痛みが全然なかった。ただまあ最後は足全体が限界でしたが……。

 

 

反省点
  • タイムに不満。エントリー時に申請した目標タイムが4時間30分なので、目標通りのタイムだったのですが、あわよくば4時間を狙っていたので悔しい。サブ4は難しいとしても4時間15分は切りたかった。
  • 歩いてしまったこと。悔しいけど、もう限界だったんだ……。ペースにばらつきがあったので、あいちーみたいにもっと一定ペースで走れるように練習しないといけない。
  • あいちーと遭遇できなかったこと。並走できるようにペースを落とそうかとも考えたけど、自分のベストを尽くしたほうがよいと判断したので仕方ない。後から考えると、遅いブロックのスタートにしていれば追い抜くときに会えたなと思ったけど、初マラソンでそこまで気が回りませんでした。
  • 笑顔で走れなかったこと。まじであいちーや三津家さんはすごいよ。さすがアイドル。「村民がんばれー!」に笑顔でレスポンスできなかったの悔やんでます。
  • 給食を欲張りすぎたこと。タイムを狙うなら給食は必要最低限で我慢することですね。でもイチゴは美味しいからつい食べてしまいます🍓
  • シューズの選択。今回あいちーと同じゲルカヤノ29を履いてマラソンに挑みました。このシューズは足にとても優しくて安定感抜群なのですが、とにかく重く感じます。あと前に進むのに意識して足を動かさないといけない(シューズによっては自然と足が前に出るものもある)。しかしこのシューズだったから完走できたかもしれず、これが反省点かどうかは難しいのですが、別のシューズだったらどんな結果だったかなと考えたりします。

 

 

 

今後

 完走できたことはうれしいですが、悔しいことも事実。もっと速く走りたい。今回サブ4.5だったので、目標サブ4ができました。たぶん走るとしたら、次のフルマラソンは秋かなと思います。それまでトレーニングですね。

 

 

熊本城マラソンまとめ

 あいちー初マラソン完走おめでとうございます。アイドルしながらマラソンも完走なんて、本当にすごい(すごい連呼オタク)。全力で挑戦するあいちーをますます好きになりました。あいちーのおかげで自分も初マラソンを完走できたので、挑戦させてくれたことに感謝しています。あいちーありがとー!!

 

 参加したランナーの皆さん、応援に駆けつけてくれた村民の皆さん、村民ではないけど沿道でたくさん応援してくれた方々、遠くからエールをくれたHKTメンバー、3年ぶりの熊本城マラソンの開催を成功に導いたスタッフやボランティアの皆さん、関わったすべての方々、そしてあいちー、本当にありがとうございました。また熊本走らせてくださーい!!

 

 

 

 

 

 

 

20230109 HKT48 ひまわり組『パジャマドライブ』公演

 190番代。劇場がフルキャパになってからもっとも番号がよくない。メンバーが2人休みになったせいか(正確には3人休んで1人代演)、自分の周りでも空いている席がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 『初日』のかけ声は今村麻莉愛さん。麻莉愛さんがかけ声をする日が来るなんて、全然古参でもないのに感慨深くなります。『初日』のジャケット衣装大好きなんですよね。首元が華やかなのが良いです。『初日』の梁瀬鈴雅さんのジャケットスタイルが大好きです。

 

 私がパジャドラ公演を見るいちばんの理由は梁瀬鈴雅さんを見たいからですが、梁瀬さんは既に何回もパジャドラは出ているので、もうベテラン感があります。対して同じ6期生の猪原絆愛さんはこの日が初パジャドラ。初々しいです。

 

 『2人乗りの自転車』はサビのペアのシーンが大好きなのですが、この日は地頭江音々さんと市村愛里さんがペア。なんやかや言い合っていても2人は相性良いですよね。目を伏せて離れていく山内祐奈さんと梁瀬鈴雅さんのペアもよかった。1列目で梁瀬鈴雅さんがパフォーマンスするとそのスタイルの良さにあらためて驚かされます。

 

 写真撮影時の猪原絆愛さんの「はんちゃかちゃ〜ん」可愛い。自己紹介では、はんちゃんを優しく愛でてるようで、ツッコミどころはしっかりツッコむ先輩メンバー達さすがです。そしてはんちゃんの言動に反応する地頭江さんの声が大きい笑。

 

 市村愛里さんの駅伝実況ツイートがウザくてミュートしようか迷ったという渡部愛加里さん最高ですね。梁瀬鈴雅さんがレルヒさん推しなの推せます。私もレルヒさん好きですよ(RYUTistが好きだと自然とレルヒさんも好きになる)。

 

地頭江「今年は周りの人にお金を遣う年にしよう」

市村栗村「おっ! おっ!」

地頭江「違います!」

あいちーの目上の人を説得するような「◯◯さん⤵︎ ◯◯さん⤵︎」という話し方が好きです。

 

 市村愛里さんはお父さんが好きで、そんな父との2ショットをツイッターにアップしたらしいのですが、秋吉優花さんがそれに対して「素敵なパパ活ですね」とリプライ。そんなことがあったとは初めて知ったのですが、いやー本当にひどいですね……泣。ツイッターのリプライだけど、秋吉優花さんの低い声で完璧に再生可能です。最近の秋吉さんの低音ボイスキャラはなんなのでしょう……。

 

 『天使のしっぽ』と『純情主義』で北川陽彩さん。6期生でユニット2曲はすごいですね。そして『純情主義』のさやまるさん良いですよね。パフォーマンスの芯がしっかりしていてブレないところに安心感があります。

 

 『てもでもの涙』は伊藤優絵瑠さんと梁瀬鈴雅さん。私にとってしかし梁瀬鈴雅さんはいつもと逆のポジション。それでも臆することなく歌っていて、もうこれは梁瀬さんがひとりでてもでもできますね。

 

 『鏡の中のジャンヌ・ダルク』は地頭江隊長に副隊長はあいちー。地頭江さんに率いられる5期生というフォーメーションの攻撃力強すぎ。豊永阿紀さんのジャンヌと対決してほしい。

 

地頭江音々「てもでものしっぽ」

市村愛里「聖は島のスターなんで」

『Two years later』の今村麻莉愛さんの良さをうまく言語化できない。

栗山梨奈「おじさん、愛ってなに?」

くりなさんが言うと説得力あります……。俺も知りたいわ……。

『キスして損しちゃった』は振付の手の動きが大きいのですが、栗山梨奈さんのダイナミックなダンスは曲に合っていて、見ていて気持ちいいです。

梁瀬鈴雅「猪原くん!」

 

 栗山梨奈さんのメンバーへのセクハラ的な行動に地頭江音々さんが本当にドン引きしている感じで苦笑してしまいます😂😂😂

栗山梨奈「(ファンに対して)愛を重たくさせてます」重い〜😂😂😂

梁瀬鈴雅「はんちゃんはもっとかわいこぶっていい。かわいこぶったら来てくれたお客さん落ちるから」梁瀬さんステージママ😂😂😂

パジャドラ出たての頃はMCで全然喋れなくて下野由貴さんに全てを持っていかれてましたが、今はMCでも余裕が出ていて成長を実感しています。

伊藤優絵瑠「(てもでもについて)石さんよりやりやすかったよ」みゅんさん😂😂😂

さやまるさんは6期生の指導を担当しているのですが、そのせいか最近のさやまるさんの保護者感がすごい。後輩を見守る視線が温かいです。

 

 パジャドラは梁瀬鈴雅さん目当てと書きましたが、同じランナーとして市村愛里さんもやはり目が離せません。村民かといわれると、まだそこまでではと思いますがあいちー好きですよ。あいちーはたまに幼く見えるときがあって、ふとした瞬間に現れるいつもとは違う可愛さが好きです。MCでは先輩をネタにしたりしてバチバチやりあうことも多いですが、同様に先輩とやりあう坂本りのさんのように真正面からぶつかっていくのではなく、相手の懐に入ってから狙うような技巧派(?)なので、敵には回したくない感じです(?)。どちらにしろ見ていてハラハラはするものの、先輩をネタにしてでもウケたいというむしゃらさ大事ですよねと応援しちゃいます(どこ目線?)

 

 前にツイッターで書いたかもしれませんが、パジャマドライブ公演が好きなのはアンコール最後が『白いシャツ』だからです。この明るい曲で公演を締めくくられると、絶対にこの後に卒業発表はないだろうという安心感があります。変な緊張感もなくて、幸福な気持ちで公演を終えられます。この日も楽しい公演でした。ありがとうございました。

20230105 HKT48 チームH『RESET』公演

 今年は公演の感想もどんどん書いていきます。1月5日、新年最初の劇場公演はチームHのRESET公演でした。自分は去年の年末に新型コロナに感染して、先月は一度も劇場公演に入ってなかったので、本当に久しぶりの公演。久しぶりだと緊張しますね。席番は160番台と真ん中ら辺。

 

 

 

 

 

 

 1曲目の『RESET』の豊永阿紀さんを見るだけでチケット代の元は取れるぐらい私はこの曲の豊永さんが好きです(コスパ厨っぽくてすみません……)。勢いがあってそのまま全力疾走していきそうなパフォーマンスの豊永さんがかっこいい。豊永さんの生のパフォーマンスの圧を感じられて、やっぱり現場は最高……、と再確認させられます。先月休んでちょっとブランクがありましたが、1曲で完全に公演と向き合う勘を取り戻せました。

 

 卯年なのでちらほらウサギさんみたいなメンバーもいます。田中美久さんはお客さんに丁寧にレスしていて、他人事ながら幸せになります。

 

 栗山梨奈さんの高めツインテールが可愛いです。髪型で気合いの入れようをアピールしてくる栗山さんの姿勢大好き(アピールとかじゃなかったらすみません)。『彼女になれますか?』のくりなさん好きなんですよね。ダンスがダイナミックで見ていて楽しい。

 

 ここ最近栗山梨奈さんが好きでよく見ています。松岡菜摘さんが卒業して、松岡さんポジに坂口理子さんが入って、その坂口さんポジに栗山さんが入ったのですが(間違ってたらすみません)、それによって栗山さんが自分の視界によく入るようになって、今まで気づかなかった栗山さんのパフォーマンスの良さに気づけました。明るい曲での溌剌としたダンスがよいです。もともと栗山さんのshowroomはよく見ていて、歯に衣着せぬ物言いが好きなのですが、パフォーマンスも良いことに気づけたので、だんだん好きが増してきた感じです。

 

 

 

 

 

 

 自己紹介MCは今年の目標を書き初めで。さやまるさんの今年の目標「えぶりでいはっぴー」が良い。私もそれで行きたい。そんなゆるふわさやまるさんの次に田中美久さんの「自分」という真面目な目標が掲げられると、さやまるさんと一緒にふざけてしまった自分も反省したくなります(ふざけてるのは私だけ)。渡部愛加里さんの目標は「余裕のある生活」で、「余裕」が大きく書かれていて「生活」が窮屈になっているところに雲行きの不安を既に感じさせます。それぞれ字にメンバーの性格みたいなのが出ていて面白いですね。村上和叶さんの「後悔しない」は、「後」の字の直線具合がロゴっぽくてかっこいいです。後藤陽菜乃さんの「突き進む」は、「突」の字が大きすぎるのが勢いあって好きです。そして豊永阿紀さんは「三面六臂」。豊永さんらしい言葉選び。まさに豊永さんのための言葉を豊永さん自身が選ぶところに頼もしさがあります。

 

 ユニット曲に移って、『制服レジスタンス』はあーちゃんさやまるわかにゃんの全員ポニーテール3人組。わかにゃんの高めポニーテールよいですね。『心の端のソファー』はゆえるさんわかにゃんくりなさん。ポニテわかにゃんとツインテくりなさんを率いて歌うゆえるさんというフォーメーションも素晴らしい。今の劇場公演の主力はドラ3と5期生ですね。自分の見方が変わってきただけかもしれませんが、最近のゆえるさんとさやまるさんのパフォーマンスに自信が溢れていて、見ていて本当に楽しいです。

 

 MC挟んで、毒蜘蛛オケラホワイトデーの流れも大好き。ここのというか『夢の鐘』もそうなのですが、『オケラ』などの暗めの曲での村上和叶さんが本当に好き。踊りまくって長髪で顔が隠れてしまうぐらいの時の鋭い表情がかっこいいです。本人はこのパートの衣装は露出が多いから好きではない的なことを言っていた記憶があるのですが、それでもここのわかにゃん素晴らしいです。わかにゃん本当にスタイルが良いです。豊永さんを見つつわかにゃんも見つつ、くりなさんも見なければいけないので目がいくつあっても足りません。わかにゃん良いと言いつつ、豊永さんの挑むようなパフォーマンスも最高です。

 

 後半MCでは栗山梨奈さんの生誕祭について。栗山さんは他メンバーの生誕祭でいつもケーキを手作りして持ってきています。次のRESET公演はその栗山さんの生誕祭。ケーキはどうなるのか。栗山さん含めたMCにおいて、

渡部愛加里「お金で解決するしか」

坂本りの「くりなが自分でつくるのどう?」

と、なんとも自由な発言が繰り広げられてました。若いから許されるあーちゃんの辛辣な発言がここでも炸裂していて最高ですね。

 

 『ジグソーパズル48』では、最後ステージ横幅いっぱいに並んだときの豊永さんの客席を見つめる優しいまなざしが大好きです。この日の自分は上手の席にいて、豊永さんもこの曲では上手に来るのですが、レスが来たような気もします。最近の私は鈍感になってしまったのか、自分へのレスなのかどうかいつも曖昧な不安があります。レスなんて勘違いして上等というのはその通りなのですが、そこまで浮かれたオタクには今はなれていません。最後はあーちゃんとあーちゃんでウサギポーズ。この日は卯年の年始の公演なのでウサギのポーズをするメンバーが多めでしたね。

 

 アンコール『夢の鐘』は、2番の豊永さんと栗山さんの寸劇からのサビ入りの栗山さんの切り替えがいつも素晴らしいと思いながら見ています。一瞬でサビのキリッとした表情に変わるのが気持ちいいです。大サビで1列に並んだときの豊永さんのシルエットで魅せるパフォーマンスも大好き。豊永さんの上段強パンチからの下段強キックを真正面で浴びたいけど、残り少ないRESET公演では厳しそうです……。

 

 アンコールMCで村上和叶さんが泣いているように見えたのは気のせいでしょうか。気のせいかな。前日夜のインスタストーリーで明日の公演楽しみ的な投稿をしていて、わかにゃんにしては珍しいなと思ったのを思い出しました。泣いているように見えたら隣の栗山さんも感極まっているように見えてしまったけど、席が遠かったので見間違いかもしれません。『引っ越しました』では笑顔でパフォーマンスしていたので安堵しました。

 

 久しぶりのRESET公演はとても楽しかった。やっぱりチームHですね。豊永阿紀さんも最高でした。楽しそうにしているステージ上の豊永さんを見ているのは本当に楽しい。2023年も豊永さんのかっこいい姿をたくさん見られそうな予感がする楽しい公演でした。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます

 

 

 

 

 新年あけましておめでとうございます。

 

 年末年始のお休みはぼーっとしていたら、あっという間に終わってしまいました。一瞬すぎる……。年始の1週間もあっという間に過ぎて、この調子だと1月もあっという間、上半期もあっという間、2023年もあっという間に終わってしまう予感があります。やばい。でもなんとか生きている意味のある1年にしたい。いや、意味なんかなくたって、生きているだけで偉いみたいな気持ちもあるけど、やっぱり充実した1年としたい。ここ最近感じている迷走感から脱したいですね。

 

 とりあえずの目標として、日記でも何でも、もっと文章を残していきたい。ブログももっと書きます。あとは基本的に自分は自己完結しがちなので、もっと人と交流して視野を広くしたいですね。できるのか自分!?

 

 たぶんこれまで通りギリギリの生き方だろうと思いますが、本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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2022年まとめ

 今年もとりあえず健康に無事1年を終えることができました、と書く予定が、最後の最後12月の終わりに新型コロナに感染してしまい、それでもまあなんとか回復して、大晦日は元気に迎えることができました。幸い軽症で済んでよかったです。

 

 2022年は迷走というか、よくわからない1年でした。振り返ってみてもよくわからない……。どんな1年だっただろう……。1年をまとめられないのか、まとめる気力がないだけなのか。来年はもっと地に足つけて生きなければ。

 

 毎年言っていますが、ひとりで生きているようで様々な繋がりに助けられてばかり。今年もたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。皆さま良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

パッと思いついた今年よかったものです。

 

X-S10 (カメコを本格的に始めました)

 

千と千尋の神隠し』素晴らしかった!!

 

マームとジプシー『cocoon』圧倒された!!

 

tofubeatsトーフビーツの難聴日記』日記モチベが上がりました。

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徳利『EVOLUTION』今年いちばんよく聴きました。

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甲斐心愛『ラジオ体操第1広島編』最高!!

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【LIVE】君とどこかへ行きたい (HKT48 11th anniversary LIVE 2022 ~未来へのメッセージ~)/HKT48[公式]

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今年いちばんよい動画です。

 

HKT48がガーデンプールとファンタジーフォレストをご紹介♪【ハウステンボス最高かよプロジェクト】

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ODAちゃんが最高。

 

【未公開シーン】一部ノーカットで公開します/HKTV!

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最高!!

 

Let it Happen - Louis Cole

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今年の夏は繰り返し見ていました。

 

NCT 127 ユウタ SPECIAL INTERVIEW

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突きつけられる。

 

【INSIDE】川村拓夢、広島の誇りを胸に涙のJ1初ゴール! 交代出場した選手たちが躍動し、特別な8月6日を勝利で飾る!【vs.鹿島/J1リーグ第24節@カシマ】

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川村拓夢選手の涙よ……

 

NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Official MV (side A)

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NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Official MV (side B)

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NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Performance Video

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NewJeans (뉴진스) 'Hurt (250 Remix)' Special Video

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NewJeans大好きになってしまいました。

 

ACTMENT PARK『あの鐘の音と共に ~THE BELL~』


 久しぶりのブログとなります。先日、東京まで豊永阿紀さん出演のミュージカル『あの鐘の音と共に ~THE BELL~』を観に行ってきました。とても素晴らしいミュージカルだったので、記録がてら感想を書いてみます。一応なんとなくネタバレがあります。

 

 

actmentpark.com

 

 

 

 1年ぶりの東京でした。1年前は大人計画のミュージカル『パ・ラパパンパン』を観に行って、それも『クリスマスキャロル』をベースにした作品だったので、どうも自分はクリスマス大好きっぽいですね。

 

 なんだか年々クリスマスを好きになってきているんですよね。もういい歳だし、子供はいないのに、クリスマス時期の華やかな街の雰囲気に、自分もすべてを祝福したい気持ちが溢れてきます。ひねくれることなく、やっと素直になれてきたのかもしれません。

 

 クリスマスが好きなら、クリスマスを題材にした作品も好きです。なんだかんだ騒動が巻き起こっても、クリスマスだからと最後は大団円で終わるのが荒んだ心に優しく沁みわたります。それはなんだか誤魔化されたようでもあるのですが、いろいろ思うところがあろうとも、クリスマスだけは赦される日として、いい感じに物語が締めくくられます。クリスマスぐらいはという気持ちで、私も深く考えません(蛇足ですが、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズ 青い紅玉』がクリスマスものとして私は大好きです)。

 

 

 

 

 

 そんなこんなで2022年も東京でクリスマスのミュージカルを観てきました。豊永阿紀さんとしてはアクトメントパークのミュージカルは2作品目。前回のブロードウェイも素晴らしかったですが、今回の『あの鐘の音と共に ~THE BELL~』、通称あの鐘も素晴らしかったです。

 

 まずはとにかく歌がすごい。主役のエレノアやベラはもちろんのこと、アンサンブルまで全員の歌がすごい。ミュージカルなのだから当然といえば当然かもしれませんが、それでも当たり前を超えて迫ってくる歌が素晴らしい。歌には力があると本当に実感させられます。ただ紙に書かれた文章だったら、陳腐すぎて説得力がなさそうな言葉でも、迫力ある歌声で歌われると納得してしまいます。

 

 そしてストーリーがわかりやすい。わかりやすいのに単純でもない。そこが面白い。さらに1回目と2回目の観劇で見え方がまったく変わってきます。そこも面白い。初見でも十分わかりやすく面白い作品で、なおかつ2回目以降の観劇でも見所がたくさんある、何度でも楽しめる作品となっています。

 

 初見時は観ながら疑問に思うことも出てきます。例えば、豊永阿紀さん演じるグレースが物語の本筋の蚊帳の外だったり、グレースが姉のクロエに比べて幼いなと思えたことだったりです。しかし最後まで観ると、疑問にもやはりそうなるべき理由があって、だからそうだったのかと腑に落ちました。

 

 私は豊永阿紀さんを観たくて東京まで行ったので、豊永さんを中心に観てしまうのですが、贔屓目で申し訳ないなと思いつつ豊永さんの歌に感動しました。歌い出しから場の空気が一瞬で変わるのがわかって、完全に歌で会場を支配していました。歌い出しに命を賭けているのではないかと思うほど、むしろ最初がうまくいけば後は流れに任せてなんとかなると思っているのか、豊永さんの歌い出しが素晴らしく、否応なく引き込まれてしまいました。

 

 観るとわかりますが、グレースは難しい役です。難しいからこそ、観る毎に彼女の周りの人への視線に少しずつ気付けてきます。言葉にはならないけれど、まなざしで語っているグレース。最後にはサントクレアの市民を見守るように、守り神の佇まいを見せていて、とても神々しいです。

 

 あるシーンにおいて、グレースの目が光っていました。特に近いわけでもないA席から見えるグレースは、その瞳の輝きも相まってまさに光でした。ベラがエレノアに言った「光のような目をしてる」は、まさしく私が見たグレースでもありました。私はよくアイドルを光に例えてしまいます。私達と同じ人間なのに、神格化しすぎるのはよくないのではないかと思いつつ、しかしそうとしか思えない場面に遭遇するのもアイドルです。推しとの距離感の寄せては返す波のような引き合いに溺れないように見定めないといけない。豊永さん演じるグレースがきらめくシーンは、いろいろな考えが頭をよぎりながら、なんとかその輝きを大切にしていけたらなと思える瞬間でした。

 

 グレースを見ていると、自然と思い入れが大きくなってくるのが、彼女と共にいるレナクとサラの幼い二人、そして姉のクロエです。

 

 レナクとサラはいつも子供らしい可愛さでいっぱい。愛らしいという言葉がこれほど似合う二人はいません。本当に可愛い。豊永さんは常日頃から子供達に頼られる近所のお姉さんになりたいと言っていて、そんな豊永さんにとって、レナクとサラのお姉さん的存在であるグレースは、彼女はまさになりたい自分だったのではないかと、そんな気がします。このトリオの場面がいつも楽しく、私は大好きです。

 

 クロエは醒めた表情の裏に妹グレースへの愛が満ちています。観劇を重ねるほどに、クロエとグレースの歌のシーンに胸打たれます。マグマのように見えない熱情に突き動かされて生きるクロエの真の目的が判明するシーンのかっこよさにしびれました。ハートウォーミングなクリスマス作品を想像していたので緊迫したサスペンスは予想外で、その驚きが最後の対決の場面のかっこよさをさらに際立たせていました。やっぱりクリスマスといったら泥棒、テロリスト、そして悪徳政治家ですよね。忘れてました。

 

 他にはやはりジェームズの存続感が素晴らしかった。ジェームズが作品に太く大きな背骨を与えていて、だからこそ主人公達の生き様が対照的に映えていたのだと思います。テニミュ俳優の安心感は伊達じゃないですね。

 

 



 

 作品自体の感想からはずれてしまいますが、アクトメントパークと出会って、推しが自分の好きなタイプの作品に出続けてくれることの幸せを私は噛み締めています。やっぱりあるじゃないですか。推しは好きだけど出演作品はnot for me なときも……。自分はミュージカルが好きですし、欧米を舞台としたアクトメントパークのミュージカルはまさに私好みなので、豊永さんがこうやって作品に出続けてくれることはとにかくうれしいです。

 

 素晴らしいミュージカルでした。年の瀬に観るに相応しい、忙しない日々で忘れてしまいそうな大切なことに、歌を通じて光を当てて気づかせてくれた作品でした。観劇後は、帰り道の新宿の雑踏を見つめる私の視線もいくぶん優しくなったと思います。心が温まる作品をありがとうございました。

 

 

 

 

 

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新宿といったら西武のパフェ