香川での『僕たちの恋の予感』公演と戸惑い

STU48の劇場船STU48号が残念ながら役目を終えるとのことで、現在STU48号の最後のツアーが瀬戸内を回っている。そのツアー『ありがとう!STU48号ツアー』の香川県高松市での公演を見てきました。 STU48を香川で見るのは5回目だ。香川で船の公演を見るのは2回…

2021年4月

福岡に移り住んで初めての春。近所の公園の桜が綺麗だった。気のせいか、福岡はあらゆる場所に桜が咲いていたように思う。 STU48甲斐心愛さんは毎朝showroomを配信していて、冬の間は朝早く起きるのが結構億劫で見逃す日もよくあった。だけど4月に入って、何…

春の瀬戸内とまわり踊るMiKER!

久しぶりに瀬戸内でSTU48を見ました。広島は2年ぶりの訪問でした。瀬戸内にはよく行っていたけど、行くのは神戸や四国ばかりで、広島は本当に久しぶりだった。思い返したらSTU48の2周年コンサートぶりだった。あの頃はまだSTU48号が出来上がる前で、ゲバント…

HKT48 × 大人のカフェ コント劇『恋のストラテジー!』福岡凱旋公演

HKT48と大人のカフェによるコント劇『恋のストラテジー!』福岡凱旋公演を観ました。存在だけは知っていたけれど初めてのコント劇。そもそもコント劇って何よ? というところからのまったく何も知らない状態から観たのですが、面白かった…!! 一本の大きなス…

挑戦するHKT48を見続ける日曜深夜

今1週間の中で最も楽しみにしているテレビ番組がHKT48の「HKT青春体育部!」だ。日曜の深夜、東京では日向坂が放送されているが、福岡では代わりに青春体育部が流れている。 HKTメンバーが様々なスポーツやアクティビティに挑戦するこの番組。そもそもあまり…

人の繋がりを思い出させる鍵となった『不本意アンロック』

no.meets.ltd twitter.com 人はひとりでは生きていけないとはよく言われることだけれど、つい忘れがちなことの筆頭でもある。出前館で美味しいご飯が食べられるのは、運ぶ人だけでなく、どこかでそれを調理した人がいるからだ。コロナ禍で人と人の距離が離れ…

#劇はじ 劇団ごりらぐみ『不本意アンロック』感想その2

気が向いた時に『不本意アンロック』の感想を書き溜めていて、ある程度まとまったので記事にしました。今回はネタバレなしです。 no.meets.ltd twitter.com kiyc.hateblo.jp 前回の『不本意アンロック』感想ブログで伏線回収礼讃に最近は疑問を抱いていると…

RAYと出会って1年

RAYと出会って1年が経った。出雲にっきさんの19歳生誕祭そしてavandoned解散ライブで初めてRAYを見てから1年が経った(出雲にっきさん20歳おめでとうございます)。 avandonedと入れ替わるように私の前にRAYが現れた。陽が落ちれば月が輝くように、それはあま…

#劇はじ 劇団ごりらぐみ『不本意アンロック』初日感想

ひとりで生きていると思ってた ひとりで生きていく、と思ってた-- トラブルに巻き込まれ、仕事を辞めた主人公、佳(けい)。 人と関わることに疲れ、 在宅のバイトをしながら動画サイトを ぼんやり眺める日々を送っていた。 そんなある日、突如現れた謎の人…

『不可逆の青』で分かれ撚り合う豊永阿紀さん

豊永阿紀さんの短編脚本『不可逆の青』を読みました。#劇はじ の脚本担当が決まってから課題として書いたらしい。大学を目指す高校3年生の青春の一瞬を描いた短編だ。 これは、すべてのはじまり。そして、すべての__。脚本志望に与えられた、告白と別れを…

『花束みたいな恋をした』とカルチャーに浮かれる己の未熟さについて

ネタバレしています。 『花束みたいな恋をした』を観ました。なるべく他の人の感想を知る前に観たかったので、公開3日目に観ました。何故そこまで前のめり気味で観に行ったかというと、劇中で私の大好きな舞台『わたしの星』が出てくることを事前に知ってい…

豊永阿紀さんの部屋と繋がる私の部屋

それは同じ部屋で生活しているような、お互いを認め合っている空気が私の部屋にも染み込んできた。 HKT48の皆さんは忙しい。それは #劇はじ が差し迫っているからだ。他にも私達にはまだ知らない仕事をしているようでもある。#劇はじ の脚本を担当する豊永阿…

アイドルの演劇製作リアリティーショーとして見る #劇はじ

HKT48が #劇はじ というオンライン演劇のプロジェクトを現在進めている。HKT48メンバーが演者だけでなく裏方スタッフ含めて全て担当するのが今回の特徴的な取り組みだ。もう運営は要らない。私達だけでやる。そんな気概がある。2月20日の初日を目指して絶賛…

「推し」という言葉について、私は推していない

そろそろ自分の気持ちを整理、言語化しておかないと流れに呑み込まれるなと感じたのでここに書き留めておきます(最初に思っていたより長文になって引いている)。 「推し」という単語がポピュラーになってきた。どこもかしこも「推し」だ。しかし私は「推し」…

『ポーの一族』、より人間的なアランと、より人でない存在になったエドガーについて

『ポーの一族』をライブ配信で観ました。素晴らしかった。千葉雄大さんのアランは明日海りおさんのエドガーと対等に渡り合っていた(と書くこと自体がいいのかどうか私は迷った)。そしてやはりというか当然というか、エドガーが異次元の別格過ぎてやばかった。…

2020年まとめ

2020年は東京を離れて福岡に引っ越したことがいちばんの大きな変化だった。自分頑張った。東京で人と会わない生活を半年ぐらい続けてみて、案外大丈夫だと気付いたので遠距離の引越しに踏み切ってみた。福岡で3ヶ月暮らしてみて、予想通り結構ひとりでも生き…

甲斐心愛さんに光を見た話

アイドルを見る理由、この瞬間に出会うためにアイドルを見続けているといっても過言ではないシーンが、アイドルオタクを続けていると稀に訪れる。その一瞬に出会うために私はここにいる、強いては私が生きているといったら大袈裟だけど、そんな場面に私は今…

豊永阿紀さんと懐かしさについて

何もない時間、何をしてもよい時間にHKT48の豊永阿紀さんについて考えを巡らしていると、懐かしい記憶がふと思い出される。懐かしい記憶といっても、それは現実の記憶だけど限りなく幻想の世界に近しい記憶だ。思い出というほどでもなくただの風景、空気、温…

ふしぎの海の阿紀ちゃん

私が出会う豊永阿紀さんはいつも青く染まっていて、その果てしないほど広く深い大海をもっと知りたくて、私は船を漕ぎ続ける。 豊永さんは『ONE PIECE』を好きだと朧げに覚えているけれど、私の『ONE PIECE』知識は海賊の物語ということぐらいで申し訳ないの…

17歳の甲斐心愛さんに寄せて

誕生日は過ぎてしまいましたが甲斐心愛さん17歳おめでとうございます。セブンティーン、意味を持たせようと思えばいくらでも持たせることの出来るこの7文字。でもそれはこちらの願望の押しつけでしかないわけで、心愛さんは心愛さんのままで、心愛さんの思う…

HKT48初体験が新劇場初日だった

最初にして最高のHKT48に出会ってしまった思いだ。HKT48の新しい劇場である西日本シティ銀行HKT48劇場のオープン記念公演を見てきた。コロナ禍で大変ですがオープンおめでとうございます。収容人数300人のところをさらに減らして128人しか見られないとのこと…

ファンレター

届くか届かないかわからない、曖昧な希望のような言葉を書くのが好きだ。つまりファンレターのことだ。ただただ一方的な感謝と好意を綴って相手に送る。それは文通ではなく、片想いのコミュニケーションだ。 読んでくれたらもちろんうれしいけれど、受け取っ…

鈴木絢音『光の角度』と記憶の旅

鈴木絢音さんの写真集『光の角度』を読みました。久しぶりに買ったアイドル写真集。何故ならもちろん鈴木絢音さんが好きだということもあるけれど、カメラマンが私も大好きで信頼している新津保建秀さんだからだ。私の好きな写真集をいくつか撮影している人…

東京から福岡に移り住んで

2020年10月、東京から福岡に移住した。 生まれて初めての関東以外での生活だ。移住した理由は、ちょうど部屋の契約更新のタイミングで引越そうと考えたところ、東京は暮らしやすいけどなにがなんでも東京に住みたいという感じでもなくなってきたので、いっそ…